2017年4月20日 更新

種類別!奥歯のインプラントのコストはどのくらいかかる?

奥歯は見えない部分ですが、食べ物をすりつぶして、消化を促す役割をしている大切な歯としてなくてはならないものです。そんな奥歯のインプラントはどのくらい費用がかかるのか、種類別に見てみましょう。

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奥歯のインプラントの種類によってコストが異なる

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奥歯のインプラントは歯医者によって料金が大幅に異なります。それは、インプラントの素材や、パーツの組み合わせによるからです。歯科医は、患者に合った最善のインプラントを提供するため、患者自身では、ここなら安く治療ができると判断しづらいでしょう。しかし、インプラントの素材の費用を事前に知っておくことで、おおよその治療費の計算ができます。インプラントの素材それぞれの価格もピンキリですので、歯科医からアドバイスを受けながら予算に合った治療を行いましょう。
奥歯をインプラント治療する際の費用例
インプラント治療費の例(奥歯1本を失った場合)
■術前検査、診断料…15,000~50,000円
(内訳:お口の診査・レントゲン撮影各種・歯の模型作製・お口の写真撮影・診断料)

■インプラント手術費用…150,000~350,000円
(内訳:インプラント・アバットメント・服用薬・技術料・その他設備、機器使用代)

■補綴(人工歯)費用…40,000~200,000円
(内訳:人工歯・連結するネジ代、または接着するセメント代)

■費用総額…300,000~400,000円

上記以外に、次の費用が別途発生することもあります。
治療期間中の仮歯代…5,000~20,000円
抜歯…5,000~8,000円
初診料、再診料、医学(指導)管理料など… 150~1,500円
(保険診療3割負担の場合の例です。自由診療の場合は7~10倍の費用負担が考えられます。)
奥歯のインプラントにかかるおおよその費用が把握できます。決して安い価格ではありませんので、緊急事態を除いて、事前に予算を立てておきましょう。

インプラント治療は保険が適用される?

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インプラント治療は、審美施術の一種とみなされるため、基本的に保険は適用されません。しかし、病気や事故などで、顎の骨を失ったり損傷が大きい場合など、どうしても義歯が必要になった場合にのみ適用されるようになっています。また、治療には、いくつかの条件が揃った、国から指定された場所でのみ可能ですので、該当する人は歯科医に尋ねてみましょう。
下記のいずれかに該当し、ブリッジや入れ歯などの治療では回復が難しいと診断された場合に適用となります。
●腫瘍や顎骨骨髄炎などの病気や、事故の外傷などによって、広範囲にわたり(※)顎の骨を失ってしまった状態
●もしくはこれらが骨移植によって顎の骨が再建された状態であること
●医科の保険医療機関の主治医によって、先天性疾患(うまれつきの病気)と診断され、顎の骨の1/3以上が連続して欠損している状態
●顎の骨の形成不全であること

※適応となる範囲について
〔上顎の場合〕 顎の骨の1/3以上が連続して欠損している、もしくは上顎洞、または鼻腔へと繋がっていると診断されていること
〔下顎の場合〕 顎の骨の1/3以上が連続して欠損している、もしくは腫瘍などの病気によって下顎を切除したと診断されていること
このような限られたケースにのみ保険適用され、歯周病や加齢による顎の骨の吸収(痩せ細った)などによるものは対象外となっています。
インプラント治療に保険が適用されるのは、生きていく上でどうしても必要となった時です。また生まれつきの顎の病気にも適用されますので、条件をしっかりチェックしておきましょう。

インプラントの種類とコスト

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インプラントの素材には、金属を使用したものとそうでないものがあります。金属不使用のものは、比較的コストが高めで、ジルコニアセラミッククラウン、オールセラミッククラウン、ハイブリッドセラミッククラウンがあります。一方、金属使用のものはメタルボンド、ゴールドクラウンの2種類です。それぞれの素材にも費用の幅が大きくあるので、歯科医と相談して質や予算に納得した素材を選ぶようにしましょう。
■ネジやセメントで固定するタイプの被せ物(歯科医院でしか取り外しができない)
[金属を使わない被せ物]
ジルコニアセラミッククラウン…費用の相場9~20万円(1歯あたり)
歯の表面部分にセラミックを焼き付けたジルコニア(人工ダイヤモンド)の被せ物。艶があって、自分の歯のような色調が再現できる。
オールセラミッククラウン…費用の相場7~17万円(1歯あたり)
セラミックの被せ物。艶があって、自分の歯のような色調が最も再現できるが、すべてセラミックからなるため割れやすい。
ハイブリッドセラミッククラウン…費用の相場は4~12万円(1歯あたり)
セラミックとプラスチックを混ぜた被せ物。自分の歯のような色調が再現できるが、経年的に艶がなくなる。
[金属を使う被せ物]
メタルボンド…費用の相場は5~15万円(1歯あたり)
歯の表面部分にセラミックを焼き付けた金属の被せ物。透明感や色調はオールセラミックよりやや劣る。金属を使用しているため、歯茎が黒ずむことがある。
ゴールドクラウン…費用の相場は4~12万円(1歯あたり)
金合金の被せ物。金色であるため目立ちやすいが、天然歯(自分の歯)と同じような硬さで適度なすり減りがある。噛む力が強い方や食いしばりをしやすい方などにとって、噛み合う歯への負担軽減を期待できる。
パラジウムクラウン…費用の相場は4~10万円(1歯あたり)
銀合金の被せ物。銀色であるため目立ちやすい。強度はあるが経年的に錆が生じ劣化する。保険診療でも使用される材料だが、インプラントに接続する被せ物であるため保険適用外となる。
奥歯のインプラントは、患者の顎の骨幅に応じたインプラントを使用するため、幅が広いほどコストもかかるでしょう。しかし、奥歯は大きな口を開けない限り見えない部分ですので、低コストの素材で節約することも可能です。もちろん、それぞれの素材の耐久性などの特徴を確認しておきましょう。

まとめ

奥歯のインプラントの治療は、患者の顎の骨の状態やインプラントの素材の選択によって大きく異なります。また、場合によっては保険が適用される場合もあるので、できるだけコストを抑えたいなら、まずは歯科医と相談することをお勧めします。しかし、費用だけでなくインプラントの耐久性なども考慮しながら、満足のいく奥歯のインプラント治療をすることが大切です。

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