2017年3月6日 更新

目移りするほどの歯ブラシの種類!その選び方について徹底解説します♪

清潔好きでは世界一とも言われる日本人。毎日お風呂に入って、歯磨きは朝起きて、夜寝る前に、人によってはお昼ご飯の後にも磨いて、1日2〜3回。でも、一度も歯医者さんに行ったことがない人はいますか?虫歯か歯肉炎か歯周病か、何かしらお口のトラブルで歯医者さんへ通ったことのある人がほとんどだと思います。それらの病気の原因、治療、予防におけるキーワードは歯磨きです。でも似たような種類の歯ブラシがたくさんありますよね。せっかくなら、予防や治療に適した歯ブラシを選びたいのではありませんか?そこで歯磨きに使う歯ブラシの選び方について徹底解説します。

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歯ブラシを選ぶ基準

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歯ブラシを選ぶ基準には以下のようなものがあげられます。
1.大きさ
2.かたさ
3.形
4.材質
5.電動歯ブラシ
おおまかに分けてこのようなことを考えて選ぶのではないかと思います。色とりどりの歯ブラシもたくさんあるので、デザインで選ぶ人もいるかもしれません。
では、歯ブラシを使って歯磨きをして、結果的にどのようになりたいのでしょうか?
さっぱりすれば、それだけでいい。きっとそれだけではない思います。
虫歯や歯周病の原因となる歯垢(プラーク)をできるだけゼロにすることが、予防と歯周病では治療の一環にもなります。
そのように考えると、道具としての歯ブラシは自分に適したものを選びたいですね。
お口の中は人によって環境が異なるので、本当に適したものを選ぶには歯科医院で歯科医師、歯科衛生士に相談するのが一番ですが、市販のものから選ぶ場合にも参考になることがあります。

大きさ

1.大きさ
大きさは、親指の幅くらいが目安になります。大きいといっぺんにたくさんの歯が磨ける気がしますが、カーブしている歯列に沿わずどこにも当たらないということになります。
歯と歯の重なる部分、特に歯並びの悪いところや、奥歯の後ろ側など、普通の歯ブラシでは毛先が届かないところは、細かいところ用のとても小さな歯ブラシもあります。

かたさ

特に問題がなければふつうのかたさがよいです。あまりにも柔らかいものは腰が弱くしなってしまって、毛先で歯垢を落とす力が弱くなります。
歯肉の炎症がよほどひどい場合や、歯周外科手術後、擦過傷といって傷が痛くて磨けない場合などは、柔らかい歯ブラシをおすすめすることもあります。
しかし、一時的なものと考えていいでしょう。
毛先が超極細のものは先端でかえって傷をつけてしまったり、細すぎて歯垢を掻き取る力が弱いです。
歯周ポケットの中の歯垢をかき出すという表現もみかけますが、歯ブラシの毛先は入っても2〜3mmです。4mmを超える歯周ポケットと呼ばれる部分は、歯科医院での器具が必要になります。6mmを超えたあたりからは歯肉を開く歯周外科手術が適応になることもあるくらい、歯周ポケットの中というのは器具の到達が困難な場所なのです。

かたち

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ヘッドの形は、フラットなものが磨きやすいです。ぎざぎざの山ギリのものは、歯の隙間の間隔を考えてみれば、フィットしないことがわかると思います。山の頂上部分が全部くぼみにフィットして初めて短い毛先が届くわけです。
ハンドル部分は曲がったりしていないストレートなものがよいです。曲がっているとどうにも届かない場所があります。

 材質

販売されているもののほとんどがナイロンです。一番弾力がありへたりにくく、歯垢を落とす力が優れています。たまに動物の毛の歯ブラシもありますが、水分を吸ってしまい腰もなくへたりやすく、乾燥しにくいので不衛生でもあります。
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電動歯ブラシ

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電動歯ブラシも質のいいものがたくさん登場しています。
ただ、電動歯ブラシは全自動で口中の歯垢を落としてくれるわけではなく、自分できちんと当ててじっくり落ちるまで時間をかける必要があります。手で磨く歯ブラシの使い方ができる人が使えば、電動歯ブラシは効果的だと思います。おすすめをあげるとすると、商品名を出さざるをえませんが、ある程度質と値段は比例していると言えます。
電動歯ブラシを使う上での注意は、研磨剤フリーの電動歯ブラシ用を使うことです。高速で歯ブラシが動くので研磨剤入りの歯磨き粉で磨いてしまうと、歯が削れるおそれがあります。
独特の磨き方のコツもありますので、高価な電動歯ブラシを使いこなす上でも歯科衛生士の指導を受けることもおすすめです。

歯ブラシ豆知識

その他に歯ブラシについて知っておくとよいことが3つあります。
1.歯ブラシの交換の目安
2.歯磨き粉の量
3.歯と歯の間は何を使う?

歯ブラシの交換の目安

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歯ブラシの箱には毛先が開いたら交換と書いてありますが、毛先が開くほど力を入れているとしたら歯にも歯肉にもダメージが大きいですし、結局開いた状態で磨いていることになるので、力のわりには歯垢は落ちていないはずです。
1ヶ月たっても毛先がほとんど開かないくらいの力加減。それでも毎日使用すれば消耗してくるので、もったいないと思っても1ヶ月に1回は交換するのが適切です。

歯磨き粉の量

歯ブラシの端から端までつけるのは、明らかにつけすぎです。歯磨き粉には歯垢を分解除去する効果はほとんどなく、むしろ研磨剤によって歯が削れる害の方が問題なので、つけるとしたら味付け程度で十分です。あくまでも歯垢を落とすのは、歯ブラシの毛先です。
また、フッ素も歯垢を乗り越えてまで歯には到達しないので歯垢が落ちた上で使うことが前提です。それでもフッ素を毎日使うことにはきちんと意味がありまますし、現在は歯磨き粉のほとんどにフッ素が使われています。
フッ素の効果はフッ素の種類や濃度にも大きく左右されるので、虫歯のリスクの高い人には歯科医院専売のフッ素入り歯磨きを使ってもらうこともあります。
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歯と歯の間は何を使う?

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歯間ブラシの入る隙間があれば歯間ブラシ。
なければデンタルフロスを使います。
歯は、おおまかに分けて表、裏、隣の歯と面する側面2つ。合計4つの面があります。もし歯が1本だけだったら、ぐるっと1周綺麗にしますよね。隣に歯があっても同じことです。表裏は歯ブラシで、両側面あるいは歯の接点は歯間ブラシ、デンタルフロス。これでやっと歯の周りが全部綺麗になります。
もし、歯間ブラシは使いません、フロスは使いませんということになると、表裏は毎日磨いていても、両側面と接点は全く歯を磨いていないことになります。
歯間ブラシはつまようじではありません。歯の隙間に入るように工夫された、小さな歯ブラシです。
デンタルフロスと歯間ブラシは、慣れるまで少し使い方が難しく間違った使い方をすると歯と歯の間の歯肉を傷めることもあるので、できれば歯科衛生士の指導を受けてから使うのが安心です。

まとめ

たかが歯磨き、されど歯磨き、たかが歯ブラシ、されど歯ブラシ。
虫歯で穴が開いてしまったり歯周病で歯を支える歯槽骨が吸収したら、自然治癒はありません。そうならないために、そして一度治療したところは二度と悪くしないためにも、正しい歯磨き、正しい歯ブラシ選びをしましょう。
なにより、適切なアドバイスをくれるかかりつけの歯科医院をもって早期発見早期治療、予防(再発予防)に取り組みましょう。
今度スーパーやドラッグストアへ行ったら、そんな目で歯ブラシを眺めてみてくださいね。

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サラリー サラリー