2017年4月28日 更新

歯医者さんでインプラント治療を受ける前に知っておくべきこと

最近評判のインプラントですが、費用はかなり高額になるようです。インプラント治療を考えている人は、インプラント治療について、あるいは、そのメリットとデメリットなど、よく知った上で、歯医者さんに行くようにしましょう。

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インプラント治療とは

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インプラント治療を考えている人は既に、御承知のことでしょうが、まず、インプラント治療について確認しておきましょう。

歯科のインプラント治療とは、失った歯の、歯根部の顎骨に人工の歯根(インプラント)を埋め込み、これを基礎にして人工の歯を取り付け、失った歯の外観と機能を取り戻す治療のことです。

インプラントが骨と結合してからでないと、その先の作業(人工歯を取り付ける)ができませんので、治療には長い時間(最低でも3か月程度)が必要です。

インプラントの構造

歯科インプラントは3つの部品で構成されています。
•顎の骨に埋め入れる「インプラント」
•歯冠の代わりとなる人工歯とも呼ばれる「上部構造」
•2つを連結する「アバットメント」

インプラントの特長

歯科インプラントとは、失った歯の部分にチタン製の人工歯根(インプラント)を埋め入れて、歯本来の機能や見た目を取り戻す治療方法のことをいいます。失った歯の部分を治療しますので、周囲の歯に負担をかけることがありません。

インプラント手術の方法

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インプラント手術には1回法と2回法があります。

インプラントを顎骨に埋め込んで、インプラントと骨がなじんで結合するのを待ってから、人工歯を取り付けるのが2回法です。2回法が通常の方法と考えてよいでしょう。

1回法は、インプラントを埋め込むときに、その上部構造も同時に埋め込み、歯肉を切開する手術は1回で済ます方法です。ただし、この方法は顎骨の状態が良いなど、状況に恵まれた場合にのみ可能な方法であり、誰でもが望めばできる訳ではありません。

2回法の手術

歯肉を切開する外科手術を2回行うことから「2回法」と呼ばれます。多くのクリニックのインプラント手術では2回法を採用しています。
2回法ではまず1次手術で歯肉を切開し、ドリルでアゴの骨に穴を開け、歯の土台となるインプラント(人工歯根)を埋め込んだ後、一度歯茎を閉じてインプラントと骨が結合するまで2~6か月間おきます。インプラントが安定したら、2次手術で再び歯肉を切開してインプラントの頭を出し、「アバットメント」と呼ばれる結合部分をインプラントの上部に装着します。最後に人工歯をアバットメントに取り付けて治療は完了です。

インプラント治療の良い点

インプラント治療は、以前の健康な歯と同じ機能を取り戻すことができ、見た目にも全く違和感がなく、また隣の歯に負担をかけない、と言った良い点があります。
顎の骨にしっかり固定するので、違和感がなく噛むことができます。
噛む力を回復することが出来るので、固いものを噛むことが出来るようになります。
隣の歯を削る必要がありませんし、見た目が元の健康な歯に近くなります。
良く噛めることは全身的にも、周囲の健康な歯にもよい影響を与えます。

インプラント治療の留意点

これまでに、インプラント治療は顎の骨に埋め入れる手術が必要なこと、骨とインプラントが結合するには3か月程度必要、などについては紹介しましたが、それ以外の留意しておくべき点を下に列記します。

・糖尿病や骨粗鬆症の人はインプラント治療で問題が起きる可能性が高く、治療を断られることもあります。

・インプラント治療は外科手術を伴います。 確率は低いでしょうが、外科手術である以上失敗もあり得ます。信頼のおける歯医者さんにお願いしましょう。

・歯周病と同じような「インプラント周囲炎」に感染し、インプラントが脱落することもあります。手術後のメンテナンスをしっかりしなかった場合におきることがあります。

・自費診療なので費用が高額になります。幾つかの歯医者さんのHPで調べて見ましたが、1本で30万―40万円のところが多かったです。
インプラントは骨の中に人工歯根(インプラント)を埋め込む治療です。部分麻酔を使用した外科処置が必要です。手術の時、大きな神経や血管を傷つけてしまうと出血が止まらなかったり、麻痺が残ってしまうことがあります。
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重度の糖尿病や骨粗鬆症の方はインプラント治療をしてもインプラントと骨が付かなかったり、治療後に歯茎や骨が治りにくかったりします。
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インプラントはメンテナンスを怠ってしまうと歯周病で抜けてきてしまうことがあります。インプラントも歯と同じように歯石が付きます。インプラントは歯よりも防御する力が弱いため、インプラントの周りに細菌が残っていると、歯茎が腫れたり、膿が出たり、揺れてきたりすることがあります。

おわりに

インプラント治療は1本の治療で30万円以上の費用がかかります。少しでも負担を減らしたいものです。
医療費控除は家族全員の医療費がプールできて、年間合計の医療費が10万円以上の場合に受けられます。
対象になっている方は、忘れずに確定申告をして医療費控除を受けましょう。かなりの額が所得税や地方税で安くなります。

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