口臭の主な原因とは?
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口臭の原因には、様々なものがあります。
1.口の中が乾燥することによる口臭(ドライマウス)
・緊張などのストレス
・コーヒー(珈琲)やお茶を飲んだから
・甘いものを食べたから
・タバコを吸ったから(喫煙)
2.口の中に汚れが残っていることによる口臭
・舌苔があるから
・歯周病や虫歯があるから
・“食べかす”が歯に詰まっているから
・扁桃腺に膿栓(臭い玉)があるから
3.体調不良の免疫力低下や病気による口臭
・風邪をひいているから
・胃炎や胃潰瘍などを患っているから
・その他の病気を患っているから
この中に当てはまるものが無い場合には「親知らず」が口臭の原因となっている可能性があります。
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親知らずが口臭の原因となる理由
親知らずが口臭を発生させるメカニズムには、以下の要因が考えられます。
食べ物のカスが溜まり、プラークが発生する
食べカスはお口の中で細菌に食べられ、プラークというネバネバ、ベトベトしたものになり、プラークがガスを発生させて、これも口臭の原因になります。
親知らずが生える場所は、歯ブラシが届きにくく歯茎が被っている事も多いため、十分な歯磨きでも落としきれない食べカスが溜まってしまうのです。
歯茎が腫れて膿が溜まる
親知らずの80%は斜めに生えていたり、歯ぐきがかぶっていたりします。かぶっている歯ぐきの中にプラークがたまると歯ぐきが腫れて臭い膿を出します。
特に親知らずが生えている途中は、親知らずが歯ぐきを押し上げて出てくるので、歯ぐきが腫れてしまいます。そこに噛み合う歯が当たると、より一層腫れ、臭い膿が出てきます。
親知らずの周りの歯茎は、歯周病になる可能性が高くなります。
歯周病になると臭い膿が溜まるため口臭の原因になります。
歯周病になると臭い膿が溜まるため口臭の原因になります。
虫歯になりやすくなる
一番奥にある親知らずを磨くのはとても大変です。だから親知らずは虫歯になりやすいんです。そして親知らずが虫歯になると、虫歯菌が発生させるガスが臭いのもととなります。
また、虫歯菌が根の中まで入ると、神経が死んでしまい、根の先に膿がたまり臭いガスを出し続けます。
親知らずそのものが虫歯になっていない場合にも、歯磨きがしにくい箇所のため、親知らずに隣接する歯が虫歯になる確率も高くなってしまいます。
親知らず抜歯後の口臭、原因と対処法
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虫歯や歯周病のリスクを高め、歯並びにも影響を与える「親知らず」、歯科できちんと抜歯したのにも関わらず口臭が改善されないのには、次の理由があります。
親知らず抜歯後の口臭の原因
・抜歯後の穴から血餅が取れて食べ物や汚れが詰まって腐敗してしまうため
・血液中のたんぱく質を細菌が分解してっ口臭の原因である硫化ガスを産生するため
抜歯した部分からの出血、抜歯した部分に食べカスが溜まる事で、口腔内の環境が一時的に悪化するために口臭が発生するという事です。
間違った対処法
・うがいや歯磨きを強くすること…血餅がとれやすくなるため
・タバコ…傷の治りを遅くします
これらは、親知らず抜歯後の傷が治る過程を妨害する行為にあたります。
積極的に行いたい対処法
・殺菌作用のあるうがい薬で優しくうがいする
・キシリトール100%のガムを噛む
・マスクやスプレー式マウスウォッシュでとりあえず臭いを抑える
・傷の治りが早くなるよう栄養補給と休養をしっかりとる
・静かに治りを待つ
抜歯後の傷の治りを早めることが、口臭対策にも効果的です。
親知らず抜歯後の口臭は、原因となっている傷が治ることによって改善されます。
個人差がありますが、傷が治るのは1〜2ヶ月程度とされています。
それでも傷が治らない・口臭が改善されない場合には、歯茎が炎症を起こしていたり可能している可能性もあります。病院で診てもらい、抗生剤などの治療を受けましょう。
個人差がありますが、傷が治るのは1〜2ヶ月程度とされています。
それでも傷が治らない・口臭が改善されない場合には、歯茎が炎症を起こしていたり可能している可能性もあります。病院で診てもらい、抗生剤などの治療を受けましょう。