2017年3月6日 更新

「歯並びを良くしたい・・・」そんなときにはどんな治療法があるの?

近年、歯並びの手入れをする日本人も多くなってきました。かつては「日本人は歯並びを気にしない」と言われていましたが、世界のグローバルな流れを受けて若い世代を中心に歯並びの治療を行う人々が増えています。歯並びを良くするには具体的にどんな治療方法があるのでしょうか? 詳しくご紹介していきましょう。

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歯の並びや位置を部分的に矯正する『部分矯正』

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歯全体ではなく一部の歯の向きや並びを矯正したい場合は部分矯正がオススメです。

その人の歯の状態にもよりますが、たとえば「前歯の数本だけの矯正」や「一本だけ向きを変えたい」といった部分的な矯正の場合です。具体的には軽度な出っ歯、すきっ歯(空隙歯列)、一部の八重歯、部分的なデコボコ歯など。

普通の歯並び矯正は数年かかりますが、部分的な矯正であれば1年もかからずに治療を終えることがほとんどです。費用も全体矯正と比べるとかなり安いというメリットがあります。
部分矯正で短期間で歯並びが良くなった症例
患者様のご希望や歯の状態によっては、前歯だけに部分的に矯正装置をつける部分矯正を受けることも可能です。 通常の矯正では治療期間は2~3年かかりますが、部分矯正は治療期間が12ヶ月以内に終了しますし、費用は全体矯正の約1/3で行うことができます。
さらに、部分矯正では、見た目は半年程で良くなってきます。

短期間で治療が可能なセラミック(ラミネートベニア)矯正

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セラミック矯正は歯の一部分を削り、その上にセラミックなどの人工素材を被せて歯列を整える方法です。ワイヤー治療などと比べて短期間で治療することができ、歯並びだけでなく歯の白さも改善できます。

しかし、歯全体を動かしての矯正ではないので歯列そのものは以前のまま、健康的な歯を削ることで歯そのものの強度が落ちて歯の寿命が縮まる可能性がある、被せ物が剥がれてしまうといったデメリットもあります。
セラミック矯正は「クイック矯正」とも呼ばれるように、極めて短期間に治療できます。

メリット
・通常の歯列矯正で数年かかる治療が1ヵ月程度で終わる
・歯を白くできる
・治療できる医院が多い
・歯を動かしていないので後戻りが無い

デメリット
・歯を動かさないので歯列を整える効果が少ない
・歯髄をとってクラウンを被せると歯の寿命が短くなる
・セラミック製シェル(ラミネートベニヤ)が短期間で剥がれることがある
・現状の歯の上に付けるため噛み合わせは改善できない
・虫歯や歯根の治療の場合、1度外して作り直しが必要
・自然の歯や歯茎の状態の変化で、施術部分が目立ってしまう

長期間かけて治すワイヤー・マウスピース矯正

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セラミック治療とは違い、歯全体を動かして歯並びを矯正する方法です。
ワイヤー器具やマウスピースを装着し、長期間かけてじっくりと歯並びを良くしていきます。

歯全体を動かす治療なので根本的に良くすることができる反面、2~3年と長い治療になるだけでなく、矯正器具を取り付けることで外見的(審美的)なデメリットも出てきます。

ワイヤー矯正の場合は取り外しが困難ですが、マウスピースの場合は取り外しができます。
近年では、目立たない透明色のマウスピースも使われています。
「適している方」

・歯を削らずに治療したい
・歯全体の歯並びを治したい
・奥歯の噛み合わせを良くしたい
・時間をかけて歯並びをきれいにしたい
・部分的に歯並びを治したい

短期間かつ強い力でしっかり矯正するインプラント矯正

インプラント矯正は歯茎に数ミリの小さなプラント(スクリュー)を入れて歯を固定する治療法です。
歯にしっかりとした強い力が加わるため、通常の矯正治療よりも短期間で矯正が可能です。
インプラントを歯茎に入れる際も麻酔を使うためほとんど痛みもありません。
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<インプラント矯正の特徴>
(1)痛みがほとんどなく、安全で確実な治療が行えます
(2)難しい不正咬合(良くない噛み合わせ)の治療も可能
(3)より精度の高い治療結果が期待できます
(4)治療期間が短縮されます
(5)ヘッドギアなどの面倒な装置をつける必要がない
<メリット>
・治療の確実性が増すため、従来よりも治療期間を短くできます。
・装着しなければいけない矯正装置を減らせるため、治療中のストレスを軽減できます。
・確実な固定源を確保することで、歯を抜かずに矯正歯科治療できる可能性が広がります。
・外科的なアプローチが必要なケースでも、矯正歯科単独で治療できる可能性が広がります。

<デメリット>
・インプラントを埋め込むための歯科手術が必須です。
・術後にインプラント周囲を清潔に保たなければ、歯肉炎等感染をおこす場合があります。
・スクリューが脱落した場合、違う部位に再度埋入する必要があります。
インプラント矯正で注意すべきは、この治療によって医療事故が発生しているケースもあるということです。インプラント治療を行った女性が手術中に死亡したという過去のケースもあります。

いろいろな魅力的な部分がある矯正方法ではありますが、安易にこの治療方法を選ぶのではなく、慎重に検討したうえで受けるかどうかを最終的に判断して下さい。

まとめ

歯並びを良くする治療は様々ありますが、まず初めに自分自身の歯の状態や各治療法のメリット・デメリットをしっかり把握することが大切です。

お医者さんと相談して、治療の進め方などをじっくりと検討し、時には口コミや友人・知人などから情報を入れるのもいいでしょう。
そうして、一番最良の方法を取り入れることが何よりも大切ではないでしょうか。

なにがベストで何が本当に自分にとって最善の治療法か、じっくりと考慮する必要があります。

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