デンタルフロスの効果
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デンタルフロスは、歯と歯の隙間に入り込んだ汚れを取り除くために使います。歯と歯が隣接している部分には歯垢がたまりやすいものですが、ここは歯ブラシが届きにくい場所でもあります。そして、たまった歯垢はそのままにしておくと2~3日で歯石になってしまいます。歯垢は歯ブラシやフロスで取ることができますが、歯石は自力で排除することはできません。
そのため、歯ブラシだけではなくデンタルフロスを正しく使って、歯垢をきちんと落とすことが大切です。
そのため、歯ブラシだけではなくデンタルフロスを正しく使って、歯垢をきちんと落とすことが大切です。
歯ブラシのみでの歯垢除去率は約61%です。歯ブラシだけではなく、デンタルフロスを正しく使って併用することで歯垢除去率は約80%に上昇すると言われています。
その他にも、デンタルフロスにはたくさんの効果があります。
・虫歯の早期発見ができる
・詰め物や被せ物の不具合に気づくことができる
使用している途中でフロスが切れたり引っかかったりする場合は、そこが初期虫歯になっている可能性があります。また、治療した痕が何らかのトラブルを起こしているかもしれません。フロスを使用していて、いつも切れてしまうという人は歯医者さんに相談しましょう。
・歯周病の予防や早期発見につながる
フロスを使っていて出血する場合は、歯周病の可能性があります。
・口臭を予防できる
フロスを使用することで、口臭の原因の一つである歯の隙間の食べかすや歯垢を減らせます。
・虫歯の早期発見ができる
・詰め物や被せ物の不具合に気づくことができる
使用している途中でフロスが切れたり引っかかったりする場合は、そこが初期虫歯になっている可能性があります。また、治療した痕が何らかのトラブルを起こしているかもしれません。フロスを使用していて、いつも切れてしまうという人は歯医者さんに相談しましょう。
・歯周病の予防や早期発見につながる
フロスを使っていて出血する場合は、歯周病の可能性があります。
・口臭を予防できる
フロスを使用することで、口臭の原因の一つである歯の隙間の食べかすや歯垢を減らせます。
デンタルフロスを使う頻度
デンタルフロスは、基本的には1日1回の使用で十分な効果を発揮します。それも、夜寝る前に使うのがおすすめです。なぜなら、夜寝ている間に細菌が繁殖してしまうからです。寝る前に歯の汚れをしっかり落とすことで、歯を綺麗に保つことができます。
歯と歯の隙間の汚れが気になる場合は、1日3回、毎食後に使ってもOKです。ただし、それ以上の使用は避けてください。デンタルフロスは使えば使うだけ効果が上がるものではありません。むしろ、1日に頻繁に使用することで、歯そのものや歯肉を傷つけてしまう恐れがあるのです。
歯医者さんでも、1日に一度、就寝前の使用を勧めています。
歯と歯の隙間の汚れが気になる場合は、1日3回、毎食後に使ってもOKです。ただし、それ以上の使用は避けてください。デンタルフロスは使えば使うだけ効果が上がるものではありません。むしろ、1日に頻繁に使用することで、歯そのものや歯肉を傷つけてしまう恐れがあるのです。
歯医者さんでも、1日に一度、就寝前の使用を勧めています。
歯磨きする度に、デンタルフロスを使用する必要はないでしょう。特に念入りにケアしていただきたい、就寝前の歯磨きで使用すると効果的です。
「毎日使っても大丈夫?」という質問を受けることもありますが、正しく使用していれば、毎日使用しても問題ないでしょう。
デンタルフロスの正しい使い方
デンタルフロスは、歯の健康を維持するために効果の高いものですが、正しく使わなければ意味がありません。そこで、歯医者さんが教える正しいフロッシングを見てみましょう。
1.デンタルフロスを30~40センチでカットします。
2.両サイドを両手の中指に巻きつけ、中指と中指の間が15センチ程度になるようにします。
3.2センチ程度の間隔を作るようにして、両手の親指と人差し指でフロスを持ちます。
4.フロスを歯と歯の隙間に通します。この時、力を入れすぎると、歯肉を傷つけてしまうため注意して下さい。
5.歯の側面に沿わせるようにして、上下に動かしながらプラークをこすり落とします。この時、前後に糸を動かしながら上下に動かしていきます。
6.隣り合う両方の歯の側面を行ったら、片方の手に巻きつけた糸を外して、静かに糸を抜き取ります。
これが一連の流れです。6まで終わったらフロスの使っていない部分を出して、隣の歯と歯の間の掃除へと移ります。慣れてきたら、両手に糸を巻いたままでも糸を抜き取れるようになります。2で指にフロスを巻き付けるときにフロスの大半を利き手と反対側の指に巻き、使った部分は利き手側に巻き取るようにしていくと、汚れた部分を再度使ってしまう心配もありません。
初めてデンタルフロスを使うという人は、使い方を歯医者さんで教えてもらうと安心です。
フロスと歯ブラシのどちらを先にしたらいいか迷う人もいるかもしれませんが、これは歯ブラシが先です。歯ブラシでしっかり磨いたあとに、歯ブラシでは取りきれなかった食べかすや歯垢を落とすためにフロスを使います。
また、当たり前のことですが、歯ブラシのあととフロスのあとにはしっかり口をゆすぎましょう。
初めてデンタルフロスを使うという人は、使い方を歯医者さんで教えてもらうと安心です。
フロスと歯ブラシのどちらを先にしたらいいか迷う人もいるかもしれませんが、これは歯ブラシが先です。歯ブラシでしっかり磨いたあとに、歯ブラシでは取りきれなかった食べかすや歯垢を落とすためにフロスを使います。
また、当たり前のことですが、歯ブラシのあととフロスのあとにはしっかり口をゆすぎましょう。
まとめ
デンタルフロスは、正しく使えば虫歯や歯周病の予防ができるだけでなく、歯や口内トラブルの早期発見にもつながります。忙しかったりつい面倒だったりで歯医者さんの定期検診を受けることを後回しにしている人も、ぜひ1日1回のフロスを習慣化して、お口の健康を守りましょう。