2017年3月6日 更新

インプラントをした年は、確定申告で還付を受けられるかも!

いつまでも自分の力でしっかり食べたいと思っていて、インプラントを考えている人もいるでしょう。インプラントは本来の歯の構造にとてもよく似ているので、自然な力で噛めてストレスも軽くなります。とはいっても、自由診療ですから治療費は高額になります。しかし確定申告をすれば還付があるかもしれないって、ご存知でしたか?

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確定申告をして、医療費控除を受けよう

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確定申告を期限内に提出することで、すでに源泉徴収された税金や予定納税をした税金から、払いすぎた分が戻ってくることになります(収入によっては、追加で税金を支払うこともあります)。
確定申告とは、1月1日から12月31日までの1年間の所得を合算し、それに対する税額を計算した後、翌年の2月16日から3月15日の間に申告・納税することをいいます。あらかじめ所得税を源泉徴収(天引き)されているサラリーマンが、年末調整では控除できない医療費控除や住宅ローン控除などの税金の還付を申請する場合も確定申告が必要です。
医療費は控除対象になることもあり、医療費控除に関する内容を記載した申告書を出せば、還付される可能性があります。
たいていのサラリーマンは年末調整という形で、すでに税金の過不足を調整しているので、特に確定申告をする必要はありません。
しかし多額の医療費を支払った年は、翌年の3月に確定申告をおこない、医療費の控除を受けると、過剰に払った税金の還付を受けられる可能性があります。
とくにインプラントは医療費が高額ですから、治療を受けた翌年の3月には、確定申告をするのがいいでしょう。
インプラント診療は見た目の改善を主な目的とする矯正や美容手術とちがい、また自家用車やブランド品とくらべて贅沢品でもはありませんので、税務署への簡単な確定申告でお金がもどってきます。
インプラントにかかった費用は医療費控除の対象になります。負担を軽減するために設けられた制度で、一年間に10万円以上支払った場合、所得税の一部が戻ってきます。
インプラント診療を行った場合は忘れずに確定申告時に申請してください。場合によってはかなりの控除額になりますので、利用しない手はないでしょう。

最近はネットでも確定申告ができます

e-Taxは、インターネットで国税に関する申告や納税、申請・届出などの手続ができるシステムです。
e-Taxのご利用に当たっては、あらかじめ開始届出書を提出し、利用者識別番号などを取得してください(オンラインで取得できます。)。
e-Taxを利用すれば、24時間いつでも提出ができます!
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所得税の確定申告は、ネット経由で行うか、住所のある土地を所轄している税務署に提出します。
管轄の税務署に必要書類を持参したり郵送したりすればよく、ネットでも受け付けています。
最近はネットでの申告がとても増えています。
医療費控除は、その年の1月1日~12月31日に支払った医療費が対象です。そして、医療費控除の申請期間は、還付申請書を提出できる日(その年の翌年1月1日)から5年間となっています。
確定申告の受付期間は、例年2月15日頃~3月15日頃となっており、医療費控除のみの申告の場合は1ヵ月前(1月15日頃)から申告可能です。
また、ネット以外で申告する場合は、上記の期間内に近くの税務署に必要書類を持ち込むか郵送するのですが、初めての確定申告の場合は、税務署へ持ち込んだほうがいいでしょう。税務署なら、わからない点はすぐに確認がとれます。
医療費控除を受けるための手続

医療費控除に関する事項を記載した確定申告書を所轄税務署長に対して提出してください。
医療費の支出を証明する書類、例えば領収書などについては、確定申告書に添付するか、確定申告書を提出する際に提示してください。
また、給与所得のある方は、このほかに給与所得の源泉徴収票(原本)も添付してください。

インプラントの治療途中で、未払いの医療費があるときの確定申告は?

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インプラント治療は、いったんあごの骨に人工歯根を埋め込んだらおしまいではありません。
治療途中に分割払いのローンを組んで、支払い途中に年をまたいでしまうことがあります。
こういった未払いのインプラント費用があったらどうするか。
この場合は、支払い済みの治療代金の分だけが、その年の医療費控除の対象になります。

医療費控除の対象になるのは12/31までに支払った分ですから、年が明けてから支払った分は前年の医療費に含めることはできません。
ちょっと面倒ですが、残った支払い分は翌年の確定申告であらためて申告することになります。
もし年内にインプラントの治療が完了していても、支払いが翌年の1月にずれこむというケースでも同じです。
 1月1日から12月31日までに実際に支払った医療費に限って控除の対象となります。未払となっている医療費は、実際に支払った年の控除対象となります。

ホワイトニングや審美歯科での治療費は、なぜ医療費控除にならない?

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インプラントは外見をきれいに仕上げることができると同時に、嚙む力の回復に役立ちます。
治療方法のひとつであるため医療費の控除対象です。
一方、歯を白くするホワイトニングや歯並びの美しさに関係する審美歯科の治療は、控除対象にならない。
この違いは何でしょうか?

理由は、審美歯科の目的が治療ではないからです。
国税庁によれば、歯科医師によって必要だとみなされた場合なら、医療費控除の対象になります。
どれを医療費とみなして、どれを対象外にするのかは判断が難しいところですが、目安として次のことを覚えておきましょう。
一般的に支出される水準を著しく超えると認められる特殊なものは医療費控除の対象になりません。
こんな治療は医療費控除になりません

歯を白くするためのホワイトニング治療
歯科ローンの金利、手数料など
通院時に自家用車を使用した場合の駐車料金、ガソリン代
美容整形や歯列矯正、エステなど、
見た目の美しさを目的とする治療(審美治療)も医療費控除の対象外となります。

高額なインプラントをしたら、確定申告で還付を

せっかくインプラントは自由診療であっても治療のひとつとして認められているのですから、確定申告をしないで還付金を受け取らないなんてもったいないですね。
初めて確定申告するひとは面倒だなと思うでしょうが、わからないことは税務署で聞けば教えてもらえます。
インプラント治療の領収書さえあれば、ちゃんと確定申告ができますから、忘れずにやりましょう。

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