2017年3月6日 更新

実はダメ!?糸を使った抜き方は子供の歯に良くないってホント?

子供の歯がグラグラしてきたときには、どうやって抜いたらいいか悩んでしまいますよね。昔ながらの方法では、糸を使って抜く方法もありますが、実は危ないってご存知でしたでしょうか。今回は、糸での抜き方がなぜ危険なのか、どうして歯に良くないのかまとめました。

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歯がグラグラしはじめたらどんな状態?

子供の歯 -  無料ストックフォト、無料写真素材 (38)

子供の歯の生え変わりは、大体5~6歳の頃から始まります。そして子供の乳歯がグラグラし始めた時は、歯の根が少しずつ溶けて、抜ける準備を始めている時です。
個人差はありますが、子どもの乳歯はだいたい6歳から15歳頃までに永久歯に生え変わります。

永久歯が下から生えてくると、乳歯は永久歯に押し出されるような形で根っこの部分が次第に溶けてきます。
歯の根っこの部分が溶けて頭の部分だけになるため、グラグラになるのです。

グラグラしてもすぐには抜けない!

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子供の歯がグラグラしてきても、実はすぐに抜けるわけではありません。短くて2~3カ月、長くて1年半程度グラグラが続き、だんだんと抜けやすい状態になっていきます。
先輩ママ達の声を聞いてみると、だいたい早くても2、3ヵ月ほどかかるようですね。

しかし一方で1年以上抜けない子もいるようで、抜ける歯の位置やグラグラしはじめる年齢なども影響するこのグラグラ期間は、人によって個人差が大きいと言えます。
なぜなら乳歯が簡単に取れない理由として、歯の根が溶けても歯肉の繊維が乳歯にこびりついている状態であることが考えられるからです。

無理に抜くと怪我をする!?

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グラグラになってきた歯がなかなか抜けないからと言って、無理に抜くのは危険です。歯はブラブラになった状態でないと抜けにくいですが、抜けにくいということはまだ、歯の根っこ以外の組織が乳歯に繋がっている状態だからなんですね。それを無理やり引っ張れば、まだ乳歯と繋がっている歯茎を引きちぎってしまう可能性もあります。
まだぐらぐらし始めたばかりという乳歯を無理やり引き抜くと歯茎がひどく傷ついたり、出血が多くなることがあります。

糸で抜くのはなぜダメなの?

糸で歯を抜く場合は、たいてい手で押したり、軽く引っ張っても抜けないときに使う手段です。しかしながら、糸で引っ張らないと抜けないということは、それほど乳歯がまだ歯茎などの組織とつながっている状態であり、「無理やり歯を抜く状態」であるため、歯茎や歯の根っこを傷つけてしまう可能性が高い状態なのです。

糸で抜くのに適した時期はある?

どうしても糸で歯を抜きたい!という場合には、歯を抜くのに適した時期かどうかの確認のため、2点の条件を満たしているかチェックします。一つ目の条件は、歯の生え変わりの時期に該当しているかどうかです。
中切歯…6~7歳

乳側切歯…7~8歳

乳犬歯…9~12歳

第1乳臼歯…9~11歳

第2乳臼歯…10~12歳用
2つ目の条件は、軽く引っ張っただけで、抜けそうな状態にまでなっていることです。乳歯が抜け落ちるときは、最終的には、歯茎の肉と少し繋がっているだけになるので、その段階まで達しているなら、抜いても大丈夫です。

糸を使った安全な抜き方はある?

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糸で括って抜きたいという場合には、失敗するとそれ以降の抜歯を子供が怖がることもありますので、安全な抜き方を確認しておきましょう。
①ぐらぐら乳歯の根元、乳歯と歯茎の間にフロスまたは裁縫用の糸をぐるりと1周巻きつけ、手前で交差させる。

②子供に大きく深呼吸をさせる。子供が息を吐き始めたタイミングで糸を一気に引いて歯を抜きます。

③歯茎から血が出るので、ガーゼやティッシュを噛ませて止血する。15分程度で出血は止まります。

まとめ:自然に抜けるのに任せるのが安全

子供の歯は、グラグラしてきても基本的には自然に抜けるまで待つのが安全なので、ご家庭で糸を使って抜くのはあまりお勧めできません。どうしても糸で抜きたいという場合には、抜いても大丈夫な状態かどうか、きちんと確認した上で糸を使うといいですね。

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