2017年3月6日 更新

今からでも大丈夫? 大人が受ける歯列矯正

矯正によって歯並びを整えると、笑顔に自信が持てたり、歯の健康を保ちやすくなったりと、さまざまなメリットがあります。一般的には子供のうちに済ませることが推奨されていますが、大人になってからでも遅くはありません。子供と大人の矯正の違いや、大人が矯正をするときの注意点について調べてみました。

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大人と子供、何が違う?

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子供の歯列矯正との違い
●歯の移動は、歯の根と歯槽骨(歯を支えている骨)の間で生じる組織変化によって起こるという点では、大人も子供も違いはなく、大人でも子供でも同じように矯正を行えます。
●子供に較べると、矯正力に対する組織の反応が遅いため、歯の移動には時間がかかることがあります。
●顎の成長は見込めないため、歯並びを整えるために抜歯が必要な場合があります。
●顎の骨の位置を改善しなければならない症状の場合に、外科的矯正治療が必要になることがあります。
大人になってからでも歯の矯正治療は可能。ただし、子供に比べると大人は歯が動きにくいため、時間が長くかかったり、それに伴って費用が多くかかったりすることもあるようです。また、顎がこれ以上成長しないので、抜歯が必要になる場合もあります。
大人の歯列矯正は治療の後、戻ろうとする力が長く残ります。そのため後戻りを防ぐための保定装置(ほていそうち)を長め、できれば3年から5年程度はつけておく必要があります。それでも自然の動きで多少戻ることもありますので、気になる方は半永久的に装置を付けておく必要があります。
歯並びは矯正しても自然と元の状態に戻ろうとするもので、大人は子供よりもその力が長く残るため、後戻りを防ぐ保定装置を長く使用する必要があります。

大人になってから矯正をするメリット

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第一に大人の場合は子どもと違い、すでに顔の成長は止まっているので、治療計画も立てやすいというメリットもあります。矯正はある程度、長期にわたるものなので、その間の痛みや違和感にストレスがあって継続できないことがあります。特に子どもの矯正の場合は、身体の成長期でもあり、当初予測していた方向性と異なった顔面形態の成長が起こることで、矯正が長引くケースも見られます。それが少ないことが大きなメリットとなります。

第二に矯正終了後は歯並びによるコンプレックスを解消でき、心理的なストレスが軽減されるでしょう。笑顔に自信が持てたり、表情筋の動きが良くなることで、美容の面でのアンチエイジング効果も期待できます。また、歯ブラシが行き届きやすくなり、虫歯や歯周病が防ぎやすくなるというのも長期にわたるメリットです。
大人になってから矯正治療をすることにはメリットもあります。すでに顔の成長が止まっているため治療計画が立てやすいとか、子供のころよりも痛みやストレスに耐える力が備わっているといった点が挙げられます。子供はたいてい周囲のすすめで受動的に治療を受けるのに対し、大人は能動的に取り組むので治療がスムーズに進むケースも多いと言われています。

歯並びが変わることもある

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の後ろから唇へ向かって流れていると考えてもいいかもしれません。上の図のように臼歯が前の方に倒れ噛み合わせが低くなると、下の前歯は上の前歯を突き上げることになるので、結果的に上の前歯が張り出してしまうのです。また、このとき臼歯が押す力によって下の前歯の歯並びが乱食い状態になったり、上に出てきてしまいます。
生まれつき歯並びが良くても、一生変わらないというわけではありません。人間の噛む力は常に奥から手前に向かってかかっているので、歯周病などによって臼歯が抜けたり倒れたりすると、噛み合わせが変化し、後天的に歯並びが悪くなってしまうこともあるようです。

むし歯・歯周病は先に直す

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大人の場合、むし歯や歯周病が無い人の方が珍しいでしょう。年齢と共に口腔内の状態が悪くなることが多く、特に歯並びの悪い箇所は歯みがきがし難いために、むし歯になっているケースも多くあります。

基本的に、むし歯や歯周病がある場合、それらをきちんと治してから矯正治療ということになります。
矯正専門医院では、むし歯治療は行っていないことが一般的ですので、むし歯や歯周病の治療は一般歯科の医院で治療が必要になります。しかし、場合によっては矯正治療のために抜歯が必要なこともあり、抜歯する歯のむし歯治療をしても無駄になってしまいますので、まずは先に矯正専門医院に相談されるとよいでしょう。

歯周病(歯槽膿漏)とは、歯肉が炎症を起こして腫れたり出血し、進行すると歯を支える骨が溶けてしまう病気です。軽度であればきちんと治療することで回復し、矯正治療も問題なく行えますが、重度になって歯を支える骨(歯槽骨)が溶けてしまうと、矯正治療が困難になる場合もあります。
歯周病は早めにきちんと治療することが大切です。
歯並びが悪いと歯磨きがしにくいため、むし歯になりやすいと言われています。基本的にむし歯や歯周病は先にその治療を済ませてから矯正治療に入ります。ただし、前述のように、大人の矯正治療では抜歯することもあるため、むし歯があってもまず矯正専門医院に相談しましょう。
また、矯正治療の期間中にむし歯や歯周病になってしまうことも当然あります。丁寧なブラッシングや定期的なクリーニングが必要という点は大人も子供も変わりません。
後天的に歯並びが変わることもあり、大人になってから矯正治療を始める人も決して少なくありません。一般的に子供よりも時間や費用が必要になりますが、顔の成長が止まってからのほうが治療計画が立てやすいなどといったメリットもあると言われています。思い立ったらまず専門医に相談してみましょう。

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ジュリー ジュリー