歯並びをきれいにするための手術って?
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歯並びの改善のために手術までするの?と思われる方もいらっしゃると思いますが、歯並びをきれいにするために手術する場合は歯の矯正では改善できないと歯科医師が判断した場合です。
歯並びを外科手術で治す必要があるのは、矯正では改善するのが難しいケースや歯だけではなくあごの影響で歯並びが悪くなっているケースなどです。
歯並びが悪いというと歯だけに問題があるように思われがちですが、あごの大きさやずれなどが影響して悪くなっていることもあります。
そのため、歯の矯正だけでなくあごを改善することが必要なこともあるのです。
歯並びをきれいにする手術のメリット
歯の矯正では治療できないと言われている場合でも治療が可能で、顎が大きくずれている等のケースでは保険が適用されるので費用を抑えることができます。
外科矯正のメリット
主に次のようなメリットがあります。
より確実に噛み合わせを治せる
歯や歯茎等への負担は小さい
難しいケースでも治療が可能
見た目のコンプレックス等の解消
が挙げられます。
手術は通常の矯正によって
歯並びだけを治すのではなく
顎の形そのものが変わるので
矯正後の変化が非常に大きいです。
顎の形までは通常の歯科矯正で
完全に治すことができません。
コンプレックスなどの悩みが
完全に解消されればストレスの
解消にも繋がり精神的にも
良い影響を与えることができます。
通常の矯正では治すことができない
ケースでも外科手術とワイヤー矯正を
併用することで、正しい形の顎と
歯並びを得られる可能性が高いです。
歯並びをきれいにするための手術のリスク
通常の外科手術と変わらないので、全身麻酔を使用する等のリスクは避けられません。入院も必要ですし、手術後に矯正が必要な場合もあるんです。ご自身がリスクを負ってでも歯並びをきれいにするための手術を受けたいのかを信頼できる歯科医師と話し合う必要があります。
歯並びの手術は、本格的な外科手術となるため、それなりにリスクも考えておく必要があるでしょう。
全身麻酔で行われることもあって、入院期間も必要となります。
仕事をしている人は休みを取って行わなければならないため、体の負担以外の面でも大変さを感じるかもしれません。
また、手術の後に顔がしびれたり、後戻りしたりすることを防ぐために、長く補てい装置を使う必要もあります。
手術だけでなく矯正が必要となる場合には、手術の前後に一定の期間、ブラケットをつけて過ごさなければいけません。
あごの手術で歯並びを治す場合には、矯正を始められるタイミングが決まっています。
あごの成長が続いている最中に手術を行うと後戻りしやすいため、成長が終わってから行わなければなりません。
小さな頃にはできないので、勉強や仕事などの忙しい時期に矯正を行うこととなり、環境によっては心身ともに負担となる可能性もあるでしょう。
まとめ
歯並びをきれいにするための手術についてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?矯正では治療ができなかった人も手術でなら、歯並びをきれいにすることができるので治療ができずに諦めていた方にはうれしい治療法ですね。また、症状によっては保険が適用されるもうれしいポイントです。ただ、全身麻酔を使用する大きな手術になりますのでリスクのことをしっかりと理解して治療を受けてくださいね。