歯列矯正をすることで生まれるメリット
歯並びを改善することは、単に見た目の美しさを整えるという審美的な面のみならず、機能的な面でもメリットがあります。機能的な面とは「物を噛む」「正しく発音する」といった口における諸機能のことです。審美面も機能面も日々の生活に直結するものです。
どういったメリットが生ずるかをまず初めに理解しておきましょう。
どういったメリットが生ずるかをまず初めに理解しておきましょう。
歯並び改善(矯正治療)のメリットとは?
1.ブラッシングがしやすくなります
2.食べかすが歯に挟まりにくくなり、プラークの付着を防げます
3.虫歯や歯周病のリスクを軽減できます
4.食べ物をしっかり咬むことができます
5.顎関節炎(がくかんせつえん)や肩こりなどの解消にもつながります
6.見た目のコンプレックスが解消され、口元の印象を改善できます
矯正をすることのメリットの例
・ブラッシングしやすくなり、虫歯や歯周病になりにくくなる
・しっかり咀嚼できるようになり、消化吸収がよくなる
・見た目にコンプレックスを抱えている方は、コンプレックスが解消される
・正しい発音ができるようになる
矯正治療の流れと治療期間について
矯正治療を受ける人の歯並びの悪さはかなりの個人差があります。ですので最初にしっかりとカウンセリングを行い、実際にレントゲンや精密検査を行った後に矯正器具を付けて治療期間に入ります。
矯正器具を取り外したあともメンテナンス期間があるのでやはり長期間にわたっての治療になります。
長期間の治療においては担当のドクターとの信頼関係や相性も重要になってきます。本当に信頼できる医師か否かも含めてしっかり見極めてから治療を受けることが大切です。
矯正器具を取り外したあともメンテナンス期間があるのでやはり長期間にわたっての治療になります。
長期間の治療においては担当のドクターとの信頼関係や相性も重要になってきます。本当に信頼できる医師か否かも含めてしっかり見極めてから治療を受けることが大切です。
歯列矯正の治療期間に関しては、ひとりひとりの患者さんの治療方針、口の中の状態により千差万別です。通常子供の時期ですと6ヶ月~2、3年、永久歯列で1~3年の範囲内で治療可能です。その後メンテナンスをしながら様子をみる期間を1,2年程度みると、全体で3~4年といったところです。期間については、患者さんの状況による個人差がありますから、歯科医から必ず事前説明がありますのでしっかりと説明を受けて下さい。
矯正治療にかかる費用はどれくらい?
日本における歯列矯正の費用はアメリカに比べると高くないようですが、それでも長期間にわたる治療になるので全体で数十万はかかるのは覚悟しておいたほうがいいでしょう。
ご本人の歯の具合、治療期間、取り付ける器具の種類などでも金額は大きく変動するようです。場合によっては100万以上になってしまうケースもあります。
各クリニックのホームページなどで目安となる金額を確認しておきましょう。
ご本人の歯の具合、治療期間、取り付ける器具の種類などでも金額は大きく変動するようです。場合によっては100万以上になってしまうケースもあります。
各クリニックのホームページなどで目安となる金額を確認しておきましょう。
歯列矯正の費用は、保険の場合以外は、自由診療と言って、各医院ごとに自由に料金設定する事ができるようです。その料金には大きな差があり、だいたいの目安を知っておくと便利です。
国立大学の付属病院は日本全国どこでも同料金で、金属のブラケットという器具をつけて2年くらい治療すると、装置にもよりますが、大体70万円~80万円代になります。
また矯正専門の開業医は、一概には言えませんが大きく分けて2種類の料金体系があり、基本料金プラス調整量(100万円プラス5000×n回)、治療費の総額が決まっている(120万円)などがあり、前者は治療期間の延長により料金も上がりますが、後者は治療期間と料金は関係がないそうです。
まとめ
歯並びの悪さは同時に「噛み合わせの悪さ」でもあります。噛み合わせの悪さは頭痛や肩こりといった身体への病気にもつながることがあります。歯並び・噛み合わせの乱れがそのまま体調の乱れにつながることもあるということを理解しておいてください。
体の不調の原因が分からなかったけど、実は「噛み合わせの悪さ」が原因だった・・・なんてことがよくあります。
各クリニックによっては無料で歯並び・噛み合わせのカウンセリングを行っているところもあるので、気になる方は是非相談しに行きましょう。
体の不調の原因が分からなかったけど、実は「噛み合わせの悪さ」が原因だった・・・なんてことがよくあります。
各クリニックによっては無料で歯並び・噛み合わせのカウンセリングを行っているところもあるので、気になる方は是非相談しに行きましょう。