2017年3月6日 更新

【子供の歯】すぐに噛む癖は直る?年齢別の原因と改善方法

日々わが子へ愛情を注いでいるはずなのに、なぜか近頃子供が歯を立てたり、噛んだりするようになった。噛むのは、物だったりお友達だったりとその対象は子供さんによってさまざまです。どうしてすぐに噛んでしまうんだろう?噛むことで歯並びに影響はないの?その噛む癖、直るのかどうかも心配ですね。噛んでしまう原因とその癖がどうすれば直るのか年齢別にご紹介します。

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子供によって噛む対象はさまざま

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・タオルやシーツ、おもちゃなど身近にある物を噛む
・下唇を噛む
・家族やお友達を噛む
・爪を噛む
・歯ブラシを噛む

お子さんによって噛む対象はさまざまです。
年齢によって噛む対象が変わることがあります。

生後半年頃~1歳前後の赤ちゃんが噛んでしまう原因

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この頃になると、お子さんによっては乳歯が生え始めている子もいます。
こうした成長に関わるものによっては、その時期が過ぎれば自然と直るものもあります。
1歳になる前の赤ちゃんが噛む原因は、成長に関わる一過性のものが原因であることが多いようです。ストレスで噛むということも少なからずありますが、まだこの時期はそういった攻撃的な意味を含めて噛むことは少ないようです。

唇を噛む、おもちゃを噛む

歯の生え始めの時期は、歯茎がムズムズして不快感を覚えるようです。
また、離乳食が始まりだすと、いろいろなものの硬さなどの感触を確かめるため、いろいろと口に入れては噛んでいることもあります。
歯茎のムズムズは、特に前歯が生えるときに強く感じるようです。
歯の生え始めに伴う噛み癖は、一過性のものなので、生えきってしまえば自然と直ってくるでしょう。
歯茎の痒みが原因であれば、歯固めを用意しましょう。歯固め用ではないおもちゃを噛ませていると、割れやすいものはその欠片を飲んでしまう危険性があります。タオルなども糸くずなどを誤飲してしまうので、衛生面・安全面が整っている歯固め専用のおもちゃを与えましょう。

乳首を噛む

おっぱいを飲んでいてお腹がいっぱいになったときや、遊び飲みをしているときに噛むようです。

他にも、ママが他に意識を向けているときに、構ってほしくて噛むこともあります。
授乳時は、赤ちゃんの顔を見ながら声かけをしてあげるといいでしょう。

あまり強く噛まれたときは少し厳しい顔・口調、そして低い声で伝えてあげるといいでしょう。
大きな声で痛がると、面白くて余計に噛んでしまうことがあります。
いくら小さくても、叱られていることはちゃんと雰囲気で伝わりますからね。
「乳首をかむのはだめなこと」
ではなく
「噛むことによりお母さんが痛くなる」
このことを、何回もしっかりと教えてあげるようにします。

遊んでいて突然噛みつく

自分で動けるようになってくると、遊んでいて、突然噛みついてくることもありますね。
これは遊びの一環なのですが、「噛んだらどんな反応するのかな?」といった興味から噛みつくのです。

噛みついたら、すぐに「痛いからやめようね」と伝えてあげましょう。
この時、ママたちはできるだけ厳しい口調・表情、低い声で伝えるようにしてください。
時々、微笑みながら伝えているママさんがいますが、これでは本当に叱られているということが伝わりません。

すぐにはわからなくても、噛んだら痛いから嫌なんだな、ダメなんだなということを理解していくので、徐々にやめるようになります。

2歳~3歳頃のお子さんが噛んでしまう原因

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この頃になると、周りの大人の言葉もだんだん分かってきます。
人に対しても、こういうことはしてはいけないということも、理解してきています。

それにも関わらず、人を噛んだり、物を噛んでしまうことがあります。

人に噛みつく

この時期に姉弟が生まれたりするご家庭も多いかと思います。
その場合、今まで自分一人に向けられていたママの目は、自分一人のものでなくなることから、下の子やママなどの家族、お友達を噛んでしまうといった行動に出てしまうこともあります。

ママからの愛情を感じていても、ママに自分にもっと目を向けてほしいという気持ちが強くなっているのかもしれませんね。

どれであっても、「噛んだら痛いから、噛んじゃダメ」とその場で叱りましょう。
ただ、叱るだけで終わるのではなく、噛んでしまったお子さんの気持ちを汲み取ってあげることで、噛みつくことをやめる子もいます。

兄弟・姉妹がいると、なかなか一人一人向き合う時間を持つことが難しいこともありますよね。
兄弟・姉妹がいるお子さんの場合は、時々でもその子だけの”特別日”を作ってあげられるといいかもしれませんね。

爪や物を噛む

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気持ちになにか寂しさなどがあると手を口に持っていくんですね。
人に噛みついたりはしないけれど、爪を噛む、お布団やストローなど身近なものを噛む子もいます。
自分の感情をうまく言葉にできないことでフラストレーションが溜まっていたり、構ってほしい気持ちをそこにぶつけていることが考えられます。
こうした行動を取るお子さんは、自分の感情をどう言葉にすればいいのか覚えるチャンスでもあります。
ママやパパも忙しいですが、こうしたタイミングで教えてあげると、少しずつ自分で自分の気持ちを言葉で表現することができるようになっていきます。
「〇〇してほしい」「〇〇は××だからイヤ」と言えるようになってくれば、直ってきます。

ただ、本人は無意識で噛んでいることが多いので、何があったのか、どうしたいのか、聞いてみてあげてください。
もちろん、ちゃんとした文節で話をすることは難しいですが、一つ一つ汲み取るように聞いてあげると、本人も気持ちが落ち着き、噛む頻度も少なくなってくるでしょう。
できるだけ、噛む隙を与えないことも大切です。

おもちゃを噛む

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・自分の思うようにできなくて噛んでしまう
・質感などに興味を持って噛んでしまう
・退屈
などの理由があります。

おもちゃで口内や歯茎を傷つけてしまうのではないか、歯並びが悪くならないかと気になるかと思いますが、頻繁に噛むようなら噛んでも大丈夫な材質のおもちゃを与えてあげましょう。
一日に何度もおもちゃが壊れそうなほど噛むことがあれば別ですが、軽く噛んでいる程度なら神経質にならなくても大丈夫かと思います。

退屈しのぎで噛んでしまう場合は、噛む隙を与えないことも大切です。
噛んでるのを見つけたら、叱るだけでなく、注意を他に向けるようにしてあげるといいですね。

歯ブラシを噛む

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・歯磨きが嫌だったり、歯ブラシの感覚が嫌だったりして噛んでしまう
・ながら磨きをしている
・磨いてくれているママたちの反応に興味がある
などの理由があります。
どうしてもテレビを観たり、本を眺めたりしながらですと歯磨きに集中することが出来ません。子供ならば尚更ですよね。それが歯ブラシを噛む悪循環に繋がっているのだと思います。
ながら磨きをしているなら、歯磨きに集中できる環境にしてあげましょう。
ながら磨きではないけれど、歯ブラシも、歯磨きの都度グッと噛んでしまうというのであれば、お子さんの反応を見て、歯ブラシや歯磨きそのものが嫌なのか、ただ単に面白がっているだけなのかを見極めましょう。

歯磨き嫌いなお子さんで、仕上げ磨きを喜んでしてくれるなら、持つ方をゴム状のものに変えるなどしておきましょう。
仕上げ磨きも嫌という歯磨きそのものを嫌がるお子さんなら、歯ブラシの硬さ・形状・口の中の状態、何かイヤだと感じるポイントがあるはず。
それを探ることから始めましょう。

その間は、「ごちそうさま」をしたら必ず口すすぎを忘れないで!
できれば、ママたちが率先して歯磨きしている姿も見せてあげて!

笑いながら噛んでいる場合は、自分でも噛む力を加減していますので、歯並びのことに対しても神経質にならなくて大丈夫です。

どうしても噛んで歯磨きが進まないときは、一旦歯磨きを中断するのも一つの手ですよ。

4歳~6歳頃のお子さんが噛んでしまう原因

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お友達が持っているおもちゃが欲しい、だけど、言えない……。そんなときに、意思表示として噛んでしまうのです。他にも、あいさつのつもりで噛みつく、興奮してしまって感情のコントロールができなくなって噛みつく、お友達にじゃれているつもりで噛みつくなど、相手との関わり方がわからずにそういう行動に出てしまうこともあるようです。
4歳頃から幼稚園に通うお子さんも多いかと思います。
この年頃になると、これまで家族という枠の中で過ごしていた頃にはなかった、いろいろな体験をするようになります。

赤ちゃん時代と比べるとお友達との関わりがぐんと多くなり、子供たちにも大人と同じように”社会”というものがあります。
その中で、人との関わり方を覚えていくので、お子さんにとってはまた一歩大きくなる段階にきたのです。

ただ、この頃の子供たちの中には自分の気持ちを言葉にできる子、できない子、できるけど我慢してしまう子といますが、自分の気持ちを素直に言えても、全て表現できているわけでもないため、ときにはケンカの延長戦で、お友達を噛んでしまうこともあります。

お友達を噛むことは悪いことだとわかっている子なら、噛んでしまった自分は「お友達に痛い思いをさせた悪い子」だと自分自身を責める子もいます。
目を離さずに見守り、未然に防ぐことが大切です。子供が相手を噛みそうになる瞬間は子供の表情や様子などで分かるものです。噛むことを癖にしてしまわないためにも、噛みそうになったらすぐに注意する、相手と引き離す、抱きしめて気を逸らすなど、極力噛まないように防ぎましょう
自分の気持ちを表現できずに噛もうとしているならば、「○○が欲しかったんだね」「嫌だったんだね」「悔しかったんだね」など子供の気持ちを代弁してあげると効果的です。大人が言葉で子供の気持ちを表す、子供の感情を受け入れることを根気よく繰り返すことで子供は「噛む」のではなく、言葉で伝えたらいいんだと学んでいきます。
噛むことを悪いことだとわかっていても繰り返している場合は、叱り方は適切(叱るタイミングや表情・声色が厳しさをみせているか)か、お子さんが心理的に抱えているものに対処できているか、再確認してみてください。
解決の糸口がどこかにあるはずです。

7歳以降のお子さんが噛んでしまう原因

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この年頃は小学校に上がる年齢ですね。
これまで以上にお子さんが置かれている世界は広くなります。
関わるお友達の数も今まで以上に多くなります。

入学後、新学年などのタイミングは、特にお子さん自身が環境の変化に順応していこうと無意識に頑張っている時期です。
こうした時期に、鉛筆噛みや爪噛みなどの噛み癖が始まることがあります。
新しい環境になって慣れないうちは、想像以上にストレスを感じているものなんです。
噛み癖は、そういったやり場のない怒りや空虚感、孤独感など、自分ではどうすることもできないストレスを発散させているのです。
この年頃に噛み癖が本格的についてしまうと、歯への影響が大きくなります。

本人は無意識にしていること、親の目が届かないところでする機会が多くなることから、なかなか今までの方法では対応が難しくなってきます。

でも、お子さん自身が環境に慣れれば直る場合もあるので、焦らず見守ることも大切です。

しかし、あまりにも目に余るようなら、心に何か抱えてしまっているかもしれません。

大きくなってくると恥ずかしがるお子さんもいますが、時には抱きしめる、一緒に寝る、お風呂に入って洗いっこするなどスキンシップを取りつつ、ゆっくりお子さんが話せる時間を作ってあげられたらいいですね。

まとめ

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お子さんの年齢によって噛む理由・原因が違うのは、お子さんの成長の証でもあります。

お子さんが小さいときは、お子さんの気持ちがわからなかったりでママたちを困らせることもいっぱいあります。
でも、お子さんたちは本当にママたちを困らせたくて、心配させたくて、噛んでしまうわけではありません。

「伝えたいけど伝えられない」もどかしさが、そこにはあるのです。
単に叱るだけでなく、ママたちの考えを言葉にしてあげること、それを繰り返すことによってお子さんたちは理解していきます。

でもなかには、どうやってもママたちだけではどうしたらいいのかわからない、というときもあります。
そういうときは抱え込まず、保健師さんやカウンセラーなどの力を借りてくださいね。
それは、決して悪いことではありません。お子さんと向き合うための一つの手段なのですから。

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