2017年3月6日 更新

子供の歯の生え変わりが遅い!何かの病気?歯医者に行くべき?

子供の歯の生え変わりが遅いと気になってしまいますよね。なんでもそうですが、周りの子供よりも遅いというのは不安になって当然です。そこで、子供の歯の生え変わる時期や遅い場合に考えられること、歯医者に行った方が良いのかという点を解説していくので参考にしてみてください。

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子供の歯が生え変わる時期とは

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子供の歯が生え変わる時期は6歳前後から始まり、12歳前後までに完了し、14歳頃にはすべての永久歯が生え揃います。ただし、個人差が大きいので目安の±1~2年までは問題ないと言われています。
生え変わりの時期は一般的には
6歳からと言われています。

しかし、成長の個人差があるため
5歳になる前に前歯が
揺れてくる子もいれば、

小学校2年生になっても全部乳歯
という子もいます。

前後1~2年ぐらいは正常の範囲と
考えていいと思います。

子供の歯が生え変わる順番

歯が生え変わる順番にも個人差があるので、下記と完全に一致している必要はありませんが、目安として参考にしてください。
生え変わりの順番は6歳を目安に下の前歯が抜け、大人の下の前歯が生えてきます。
同じ時期にもともと乳歯のない部分に6歳臼歯といわれる大臼歯が生えてきます。
7歳ー8歳になると上の前歯の乳歯が抜け、大人の上の前歯が生えてきます。
8歳ー9歳になると、そのまま順番に前から後ろに向かって歯が生え変わります。
10歳ー11歳にかけて上下ともに、乳歯の奥歯が抜けて、大人の歯が生え始めてきます。
12歳ー14歳にかけて大人の奥歯が生え揃い、大人の歯列が完成します。

目安よりも2年以上遅れている場合

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目安よりも大幅に時間が経過しているのに、乳歯が揺れもしないという場合は少し注意が必要です。この場合、永久歯が生まれながら作られない先天性欠如である可能性があるのです。
成長がゆっくりな方

乳歯が交換の時期になってもかなり残っている場合があります。レントゲンを撮って永久歯の存在がわかれば交換まで待ちます。

下に永久歯がない先天性欠如

乳歯の下に永久歯がない先天性欠如の方がいます。その場合は乳歯をそのまま使い続けるか、歯列矯正で乳歯を抜いて永久歯を寄せてきます。

奥歯が生え変わりが遅い場合

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正確には奥歯の場合は生え変わるのではなく新しく増えるのですが、8歳くらいになっても6歳臼歯(第一大臼歯)が生えない場合は矯正などの処置が必要になります。
いわゆる6歳臼歯が生えていない場合は少し問題です。最近9歳臼歯なる言われ方をしているお子さん若干でてきています。9歳になっても6歳臼歯が生えていない子供です。当医院にもいまして、矯正が必要になりましたので歯肉を切って 6歳臼歯を出す治療をかけました。

前歯の生え変わりが遅い場合

上の前歯が生え変わる時期の目安はの7~8歳です。例外として5歳で生える子供や9歳で生える子供もいますが、8歳を過ぎても生えてこない場合は念のため歯医者でレントゲンを撮ってもらうと良いでしょう。レントゲンを撮ってもらって永久歯の存在が確認できたのに、生えてこないということは以下のような原因が考えられます。
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生えてこない原因は
歯茎が分厚くてでてこれない。
邪魔なものがある。
この2つ以外であれば、しばらく様子を見ていれば、生えてくることがほとんどです。

対処法としましては
1の場合は 歯茎をレーザーで焼くとすぐでてきます。
2の場合は 邪魔なものをとってあげるとでてきます。
レントゲンで永久歯が確認できなかった場合は先天性欠如なので、乳歯を残すなどの対処が必要になります。

乳歯は抜けたが永久歯が生えてこない場合

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乳歯は抜けたけど永久歯が遅れているという場合もあるでしょう。永久歯は乳歯が抜けてすぐ生えるのではなく、3~6ヵ月かかる場合もあります。しかし、6ヵ月以上永久歯が生えてこない場合は、先天性欠如か埋伏歯が考えられます。どちらも歯医者での治療が必要となるので歯医者に相談しましょう。
埋伏歯とは、永久歯があごの骨や歯茎の中で止まってしまい、出てこられなくなった状態のことで、上あごの犬歯に多く見られます。埋伏歯をそのままにしていると、すでに生えている健康な歯の根元を埋まっている歯が傷つけたり、歯が生えてくるはずだった場所の両隣の歯が倒れこみ、埋まっている歯の生えるスペースがなくなったり、噛み合わせが悪くなったりすることがあります。

埋伏歯の状態は、レントゲン撮影で確認できます。埋伏歯だった場合の治療は、歯茎が硬くて永久歯が出てこられないなら、歯茎を切開し、埋まっている歯の頭を露出させます。また、永久歯があごの骨の中で止まったまま動いていないなら、埋伏歯に矯正装置をつけ、そこにゴムやワイヤーを装着して引き上げます。さらに、引き上げた埋伏歯の位置がズレており、噛み合わせが悪いような場合は、歯並びを整える矯正治療も行います。

まとめ

子供の歯の生え変わりが遅いとかなり気になってしまいますが、目安よりも±1~2年は心配ないという情報は少し驚かれたのではないかと思います。2年以上遅れている場合は疑われる症状もありますが、少々遅れた程度ではそこまで気にする必要はありません。

もし心配ならば歯医者に相談に行けばレントゲンを撮ってくれるので安心材料になります。おそらく人生で歯医者にお世話にならない人はいないので、歯医者に慣れるきっかけにもなりますし、気になる場合は早めに歯医者に行ってみると良いでしょう。
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