2017年4月28日 更新

銀歯以外の選択肢も!新しく保険適用になった「ハイブリットセラミッククラウン」のあれこれ

保険適用で治療できるのは銀歯が主流でした。大きく笑った時に気になりますよね?しかし、保険適用で銀歯を使わずに治療ができるようになりました。その名も「ハイブリットセラミック」このイケてる名前の正体・詳細を調べてみました。

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歯の治療でセラミックが保険適用になった!?

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保険適用になったのはセラミックでも、「ハイブリットセラミッククラウン」というもの。
まずは、この「ハイブリットセラミッククラウン」を説明していきましょう。

ハイブリットセラミッククラウンとは

歯のハイブリットとはセラミックとプラスチックの成分が含まれた材料のことです。ハイブリットセラミッククラウンはセラミックの硬さとプラスチックの粘りを兼ね備えた被せ物です。現在、保険診療で行えるのは平成27年8月の時点で小臼歯の冠の治療のみです。
このハイブリットセラミッククラウンが登場する前はプラスチッククラウンでの治療方法でした。
しかし、このプラスチッククラウンは強度が乏しかったために銀歯が使用されていた経緯があります。

ハイブリットセラミッククラウンのメリット

セラミックよりお求めやすいハイブリットセラミッククラウン。
名前もカッコイイ!以外にもこんなに良い点があります。

白くて強い歯に!

セラミックに比べて割れにくく、なおかつ硬すぎないために咬み合う歯を傷めない、という素晴らしい特徴があります。また、セラミックに比べて安価であるため、奥歯の銀歯が気になるけど、なるべく費用を抑えたい、という人にもオススメの材料です。
良い点が多いハイブリットセラミック!そして・・

銀歯のように歯茎が黒くならない。金属アレルギーも怖くない。

ハイブリットセラミッククラウンは金属を使わずに治療が出来るために歯茎が黒くなったり、金属アレルギーが起こることがありません。しかし、歯が残っている部分が少ない場合、保険診療では金属の土台になります。それによって歯茎の変色や金属アレルギーが起こることがあります。
銀歯によって引き起こされる金属アレルギー。急に発症しますので、銀歯を入れている間は心配ですよね。ハイブリットセラミックに変えることで心配がなくなります。

ハイブリットセラミッククラウンのデメリット

しかし、デメリットもあるようです。
ハイブリットセラミッククラウンにはどんなデメリットがあるのでしょうか。

色の劣化

こちらはプラスチックの性質を引き継いでしまいました。どうしても口内の水分を吸収してしまうため、3、4年で色の劣化が始まり黄色く変色してしまいます。

セラミック・銀歯よりすり減りやすい

プラスティックより強いとはいえ、セラミックと銀歯よりは強度で劣るハイブリットセラミック。特に食いしばりの癖のある人には、長時間の食いしばり、歯ぎしりですり減って治療が必要になるかもしれません。
ハイブリットセラミックのメリット・デメリットは解りました。
それでは、保険適用、不適用の詳細を見ていきましょう。

ハイブリットセラミックの保険適用箇所

[フリー写真] 書類の上の電卓とボールペンを持った手でアハ体験 -  GAHAG | 著作権フリー写真・イラスト素材集 (11688)

ハイブリットセラミックには保険適用箇所が決まっています。
平成26年4月から、第一小臼歯、第二小臼歯(真ん中の歯から数えて4番目、5番目の上下の歯)が、CAD/CAM装置使用に限り、ハイブリッドセラミックレジン冠での治療が保険適用になりました。
そして、さらに治療できる箇所が広がりました。限定付きですが。
平成28年4月の保険改定により第一大臼歯、第二大臼歯(真ん中の歯から数えて6番目、7番目の上下の歯)も『金属アレルギー』の方に限りのCAD/CAM装置使用に限り、ハイブリッドセラミックレジン冠での治療が保険適用になりました。
金属アレルギー限定となりますが、それでも助かります。
金属アレルギーの症状も大変ですし。
そして、注意が必要なのですが、このハイブリッドセラミックの保険適用の条件が
「CAD/CAM装置使用に限り」とあります。
ですので、CAD/CAM装置が歯医者を探すようにしましょう。

歯の治療方法でも保険適用が変わってくるので注意

[フリー写真] チェックリストにチェックマークを入れる手でアハ体験 -  GAHAG | 著作権フリー写真・イラスト素材集 (11689)

ハイブリッドセラミックレジンの保険適用は『クラウン(冠・被せもの)』になりますので、インレー(詰め物)の場合は適応されません。歯を完全に被っているものになります。また、2連以上のブリッジ(例:4〜6番が繋がった冠)は保険適用しません。
詰め物で処理できる治療ではハイブリットセラミックは保険適用ではないのですね。

まとめ

いかがでしたか?
保険内で治療ができるハイブリットセラミック。
銀歯を使わない時代がやってきた・・と思ったら、ハイブリットセラミックで治療できる歯も限定で治療方法も詰め物ではハイブリットセラミックは使えないとの事。
しかし、それでも保険適用の幅は少しづつ広がっているように思います。
いつか、虫歯治療も銀歯を使わなくていい日が来るといいですね!

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