2017年3月6日 更新

歯科クリニックで歯の予防歯科を受診する必要性

皆さんは予防歯科という単語をご存知ですか?日本でも最近になって、予防歯科のために歯科クリニックへ通う必要性が知られるようになってきました。今回は、予防歯科の必要性とクリニックでのメンテナンスの重要性についてお話していきたいと思います。

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日本人は予防歯科に対する意識がない?

毎日歯を丁寧に磨いていても虫歯になったり、歯周病になったりと年齢を重ねると腔内トラブルも増加してきます。また、近年では生活習慣・食習慣によって以前より腔内トラブルが起こる年齢も若年化しつつあります。
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皆さんは日本の歯科クリニックが現在コンビニより多いのをご存知ですか?また、日本人が80歳になった時に残っている歯が10本にも満たないことをご存知ですか?日本中歯科クリニックがたくさんあるなら、歯科医療が発達して、日本人の歯はたくさん残っているはず!と考える方もいるでしょう。
しかし、日本人の80歳で9~8本しか残っていないというのは世界的に見てもとても少ないのです。医療先進国のスウェーデンで20本、国民保険が発達していないアメリカでさえ13本残るのです。これらの国は、日本と何が違うのでしょうか。
日本人は、病気にならなければ歯科医に行かない人が多いです。歯が痛くても、ギリギリのところまで我慢して、先延ばしする人も少なくありません。しかし、アメリカやスウェーデンなどの先進諸国は違います。歯科受診の中心が、メンテナンス(検診)です。アメリカやスウェーデンでは、歯が痛くなくても歯科医に行くのです。
そう、基本的に「日本人は虫歯になった歯医者に行く」とういう考え方が主流だからです。
「虫歯を予防するために歯医者に行く」という考えを持っていない、予防歯科の必要性を知らない人が多いのです。年をとると歯が抜けるのはしょうがないと考えている人もいます。

歯が抜ける原因

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それではなぜ歯は抜けてしまうのでしょうか。朝晩、もしくは食事のたびに歯を磨きますが、それでも多くの人の歯が抜けてしまっています。ブラッシングが正しくない、歯ぐきに負担をかけすぎている、歯並びが悪い、もともとの歯の質など人によって口の中の状況が違うのです。それらをすべて自分で把握するのは難しいでしょう。これは自宅でする歯磨きには限界があるということです。
歯科において歯を失う原因となるのは主に虫歯と歯周病です。虫歯も歯周病も細菌による感染症である事がわかっています。また感染=発症ではなく、いくつかの条件が重なり合った時に初めて発症します。ですから実はかなりの確率で予防できる疾患なのです。
虫歯になっても詰め物をしていれば大丈夫、抜けてもインプラントや入れ歯があると思っている方も、対策にも落とし穴があること知っておく必要があります。まず、詰め物ですが詰め物には5~8年という寿命が存在します。寿命が切れたら取れたり、再治療が必要になったりします。また、詰め物をしたところが再び虫歯になることも多く、一度虫歯になった歯はケアし続けなければいけないのです。
インプラントや入れ歯に関しても同等のことがいえます。最初は1本だけと思っていても、クリニックに通わずメンテナンスもしなければ汚れがたまり、歯周病や虫歯を罹患します。そして、さらに歯を失う原因になってしまうのです。また、インプラント周囲炎というものもあります。
インプラント周囲炎は歯周病と非常に近い病気で、原因も歯周病と同じ歯石やプラーク。歯石やプラークの中に潜む細菌によって、歯ぐきや顎の骨が炎症を起こしてしまいます。
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歯が抜けるのを防ぐには「治療したら終わり」という考え方をやめ、まずは予防、次に治療後のケアと普段からの対策が大切です。

クリニックの予防歯科

実際に歯科クリニックで行ってもらえるケアにはどのようなものがあるのでしょう。

・フッ素塗布

フッ素は歯のコーティングとして使用され、虫歯菌が歯に付くのを防いでくれます。歯科クリニックで使われているフッ素の濃度は市販のものと10倍ほどあり、それだけ効果も期待できます。

・クリーニング

これは、自宅での歯磨きと違いバイオフィルムという細菌の除去をします。歯磨きで落とせない細菌を落とすことで、虫歯・歯周病のリスクを減らすことができます。

・ブラッシング指導

歯科医師や歯科衛生士がそれぞれの歯並びや、口腔内の状況にあわせて自宅での歯ブラシの指導をしてくれます。どこが磨き残しになりやすいのか、汚れが付きやすいかなどの注意をしてくれます。
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そのほかにもホワイトニングや、インプラント・入れ歯のメンテナンスなど自分のお口に合わせたケアが必要です。一度かかりつけの歯科クリニックに相談してみることをおすすめします。80歳になっても自分の歯で食べ物を食べられる、食事の楽しさを一生味わうためにも、歯科クリニックでのメンテナンスを行いましょう。

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ロクちゃん ロクちゃん