歯が抜けた後に歯茎がブヨブヨと赤い!
via pixabay.com
歯が抜けた後に、歯の抜けた部分の歯茎にブヨブヨで赤い(または白い)ものが見られることがあります。これは乳歯の神経が変性してしまい、治療の途中に見られる血餅、歯が抜けた後の盛り上がりと言われるもので、大体の歯は抜けた後にこうなるのでさほど心配いりません。
このブヨブヨが白い場合で、抜けた歯を見ると根が短いために「歯茎に歯の根が残ってしまったのではないか」と思うこともありますが、抜ける乳歯の根は短いので問題ない場合が多いです。
通常、この血餅や盛り上がりは痛みを伴わないですが、子供がとても痛がるようなら痛み止めなどをもらうために歯医者に見てもらっても良いでしょう。
このブヨブヨが白い場合で、抜けた歯を見ると根が短いために「歯茎に歯の根が残ってしまったのではないか」と思うこともありますが、抜ける乳歯の根は短いので問題ない場合が多いです。
通常、この血餅や盛り上がりは痛みを伴わないですが、子供がとても痛がるようなら痛み止めなどをもらうために歯医者に見てもらっても良いでしょう。
これは乳歯の中にあった根や神経の組織で、乳歯が抜ける時に歯肉に吸収される部分とのこと。ほとんど数日のうちに吸収され、なくなるようです。1週間以上ぷるぷるしたものが残っている時は、歯医者さんに相談してみて下さい。
歯の生え変わり時に多い歯茎トラブル
via pixabay.com
ここでは、少し注意が必要な歯茎のトラブルを紹介していきます。
該当する場合、該当しそうな場合は歯科医院に相談しましょう。
該当する場合、該当しそうな場合は歯科医院に相談しましょう。
6歳臼歯が出てこない
6歳臼歯が歯茎に埋まったまま出てこない場合があります。埋伏歯(まいふくし)という状態で原因は不明です。そのまま出てこない状態が続くと奥歯では物が噛めなくなり、顔がゆがんでしまう可能性があります。
矯正装置や歯茎の切開が必要な場合があります。
萌出性歯肉炎
歯が生えてくるときに一時的に起こる歯肉炎で、歯が生えてしまうと治まることが多いです。永久歯の奥歯が生えてくるときに起こりがちです。永久歯の奥歯は、完全に生えるまでに時間がかかり、長い間、奥歯の大部分が歯茎の中に隠れた状態が続きます。このため、歯と歯茎の境目に歯ブラシの毛先が届かず、歯垢が溜まりやすくなります。
ヘルペス性口内炎
まずは発熱がないかを調べます。発熱のある場合は「ヘルペス性口内炎」の可能性があります。歯茎に腫れがあり、発熱がある場合は、小児科を受診するようにしましょう。また小児の場合、風邪の初期症状が口腔内に出やすいことも特徴です。
雑菌が繁殖して歯茎が腫れた
抜けた歯茎が気になり、指で触り続けた結果、雑菌が繁殖し炎症を起こすお子さんもいらっしゃるとのことでした。
そのような時は、すぐに歯医者さんへ行きましょう。抗生剤を飲めばすぐに症状が落ち着き、いつも通りの生活を送ることが出来るようです。
歯が抜けた後の歯茎の正しいお手入れ方法
via pixabay.com
止血する
清潔に保つ
歯を保存する
抜けた側での食事は避ける
歯の生え変わりで、正しく抜けた場合でも出血することがあります。
ここで大切なのは「うがいより先に止血をする」ということです。
出血している箇所に水を当てると血が止まらなくなるので、清潔なガーゼやティッシュを丸めて5~10分ほど噛みましょう。
また、抜けた場所を手で触る、しょっぱい物・酸っぱい物を食べるなどは避けたほうが無難です。
ここで大切なのは「うがいより先に止血をする」ということです。
出血している箇所に水を当てると血が止まらなくなるので、清潔なガーゼやティッシュを丸めて5~10分ほど噛みましょう。
また、抜けた場所を手で触る、しょっぱい物・酸っぱい物を食べるなどは避けたほうが無難です。
歯が正しく抜けなかった場合
子供と言えど、生え変わりだけが歯の抜ける要因ではありません。
・外傷によって歯が抜けた
・歯肉炎によって歯が抜けた
・虫歯で歯が欠けた
このような場合には止血をして歯を保存し、すぐに歯医者に行くようにしましょう。
・外傷によって歯が抜けた
・歯肉炎によって歯が抜けた
・虫歯で歯が欠けた
このような場合には止血をして歯を保存し、すぐに歯医者に行くようにしましょう。
外傷の場合には、事故から30分が大事になります。早急な処置が明暗を分けます。まだグラグラした状態ならば、その歯を抜かずにそのままにして歯医者さんに行きましょう。出血している場合には、ガーゼなどを軽く噛んで止血に努めてください。かかりつけの歯医者さんならば、あなたのレントゲンや資料が揃っています。まずはすぐに連絡してください。
歯が抜けたときは歯医者に行くべき?
もし、歯が抜けた後に歯茎に異常があれば歯医者に行くきなのは当然ですが、歯茎に異常が無くても歯医者に行っておくと安心です。
確かに抜けた歯を見てもらうことによって、磨けていない場所や、虫歯になりやすい場所を知ることが出来ますよね。
まとめ
今回は、子供の歯の生え変わり時期に多い歯茎のトラブルと対処法を紹介してきました。特に初めての生え変わりだと心配事も多いでしょう。基本的に正常な生え変わりであれば歯茎はあまり気にする必要はないですが、中には注意が必要なケースもあります。少しおかしいかなと思ったら気軽に歯医者に相談しましょう。
via pixabay.com