インプラントは歴史の新しい先進医療
インプラントは、1950年代にスウェーデンで開発され、日本では90年ごろから普及し始めた比較的新しい治療です。インプラント(implant)とは「体に埋め込むもの」という意味で、歯科の治療に使われるものだけを指す名称ではありません。歯科のインプラントの場合は、あごの骨に穴を開けて、「人工歯根」と呼ばれるチタン製のインプラントを埋め込み、それがしっかり骨と結合した後に、人工歯根の土台に人工の歯を固定します。
入れ歯などの義歯と違ってハードルは高めですが、旧来の義歯と比べて使い心地や審美性が格段に向上していることが最大の特徴です。普及した現在では一般の方でもインプラント治療をする人が増加傾向にあり、世間での体験者の口コミも拾いやすくなっています。
世間のインプラントのイメージ
歯周病になる以前にインプラント失敗して顔面麻痺し、総合病院で検査入院するわ、仕事に支障出るわで退職するはめになった人がいた。歯医者の知人はリスク高いから治療しないって言ってるし…良いイメージ無い。 https://t.co/7gALCWTGeg
— Tomoko Hontani (@momochan159) November 8, 2016
激安インプラントを謳っているところの医療事故が多いとかってニュースになってる。気軽に口コミできる飲食店とは違って歯科の場合は本物の口コミがほとんどないからステルスマーケティングやり放題。1本40万のものが相場の3分の1で済んでしかも良い評判の口コミがバンバンあったら騙されるわな
— Shin-ichiro Kagawa (@jrakagawa) January 16, 2012
レーシックはよくわからないから怖くてやりたくないかな……リカバー効かないイメージしかない。
— ちほこ🍣 (@s_hanahanahana) September 26, 2016
歯科インプラントはリカバー効くし、きちんと診断体制が整ってるならやる。
やるつもりだったし(別の治療でそれはしなくて良くなったけど)
インプラントって聞くと「最新の」とか「最良の」ってイメージがあるかも知れない。でもホントはたくさんある治療の一選択肢でしかないからね。インプラントは・・・https://t.co/LVwMbAVd0U
— 前岡遼馬 (@MaeokaDental) July 26, 2016
歯医者さん探してるんだけど、インプラントとか審美が先に来るようなところは敷居が高そうなイメージ。
— mizumi☺︎GoTAKAHITO (@Mi_zu_umi) May 26, 2016
インプラントって高額だし、意外とメンテめんどくさくて嫌になる。「一生もん」とか「手間いらず」みたいなイメージだったし、インプラント手術をした歯医者もそう言ってたような気がしたけどなあ。
— りかぞう(‘jjj’) (@izmrk) May 16, 2016
手術を経験する人はそう多くはなく、外科手術が必要となるインプラントに不安を感じる人も無理はありません。次にインプラントには高額な治療費が必要なため、その費用に対する十分な見返りがあるのかという疑問を持つのも理解できることです。
総括するとインプラントに対する世間が持つイメージは「手術に対する不安」と「金銭的な問題」という2点であると言えるでしょう。
インプラント体験者の感想
インプラント術後の感想 無痛 千葉市 若葉区 原田歯科クリニック
年と共に歯が抜け落ちたり、トラブルで抜いてしまったけど、そのままになっている方。 高齢になって歯がなければ入れ歯を入れたらいいし、と楽観している方が多いと思います。実際に私がそうでした。
しかし、噛めないことは全身の健康に影響します。 入れ歯の方が様々なトラブルや制約も多いです(高齢の義父母を見ていてそう思います)歯を一本でも失っていて胃の調子が悪い方がいたら、まずはピロリ菌検査をした上でインプラントをお勧めしたいですね。
インプラントの手術自体は1時間ちょっとで終わりました。
ベテランのユーモアのある先生に執刀して頂けたので、安心でした。
顔に布をかぶせているので、何をしているかはよくわかりません。
麻酔をしているので、まあ痛みはありませんが、長い間を口を開けていないといけないのでちょっと疲れます。最後に傷口を縫合するのですが、麻酔もちょっと弱くなって痛かったような・・
手術後はじわじわした痛みがあり、その場で痛み止めを貰って飲みました。
すぐにレントゲンを撮って挿入したインプラントの確認をしました。いい具合になってました。
良いインプラント歯科医院の共通点
ただ褒めているだけのように見える口コミでも、良いインプラントを行う歯科医には共通点があるのです。それでは、評判の良い歯科医に共通する項目をピックアップしていきましょう。
症例数が多い
症例数の多さだけでなく、いかにして行ったかなど内容や結果もできる限り判ると良いでしょう。「経験だけ多くて成功例が少ない」なんてことも無いとは限りません。
最初の説明・相談をしっかり行う
患者に行う治療について一方的に決めたり、説明が不十分な医師では信用できるものもできなくなります。患者に合わせたいくつもの選択肢や提案、治療についてのメリット・デメリットをしっかり説明した上で治療を行ってくれる歯科医を選びましょう。治療を行うのは本人ですので、自分が納得できることが重要です。
治療設備が整っている
治療後も定期的なケアをしてくれる
良くも悪くも評判通り?
これらの良い評判と悪い評判はどちらもあり得るケースであり、実際に合ったケースでもあるのです。評判通りになるかどうかは最初の歯科医院選びで決まると言っても過言ではありません。まず実際に治療を行う場合には口コミや評判を参考にしつつ、実際の治療を行う医師に相談してからでも遅くはないでしょう。