歯石が歯についていてはいけない理由
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歯石をとった方がいいではなく、「とらなければいけない理由」があるのを一般の人はどれくらい知っているのでしょうか。実は、歯石を放っておくとさまざまな病気を発病させてしまう可能性があります。
しっかりと歯磨きをしていれば歯石の元になるものを除去できますが、歯磨きをしなかったり磨き残しがあると、やがて歯石に変化。
歯石は歯医者にいくか、自分で専用の道具などを購入して取り除く必要があるため、毎日の歯磨きは丁寧にしないといけません。
しっかりと歯磨きをしていれば歯石の元になるものを除去できますが、歯磨きをしなかったり磨き残しがあると、やがて歯石に変化。
歯石は歯医者にいくか、自分で専用の道具などを購入して取り除く必要があるため、毎日の歯磨きは丁寧にしないといけません。
歯石自体は石なので悪いものではありません。歯石は軽石のように小さな穴が空ていて、そこを住みかに細菌が繁殖し、毒素を出します。その毒素が歯茎を腫らせたり、歯の周りの骨を溶かす歯周病の原因になります。歯石の中の細菌は歯磨きなどでは取れないので、歯石ごと細菌を取る必要があります。
歯石を取るために取り寄せて購入する道具スケーラー
よく歯科医院にかかったときに歯石をとるときに歯科衛生士の方が使われているもので、「スケーラー」という道具があります。Amazonで販売しているものであれば、安いもので400円弱で手に入れられます。
スケーラーとは歯石を取るための道具です。通販で売られているのは鎌のような形をした鎌形スケーラーと呼ばれるものです。スケーラーは通販で購入できます。歯医者ではすべてのスケーラーを滅菌していますが、自宅では滅菌するような機材がないためアルコールや煮沸、赤ちゃん用の消毒液などで消毒してください。
歯石をつきにくくする方法
歯石が歯につくことから免れることはありませんが、歯につきにくくすることはできます。
口の中で分泌する唾液は、口内を清潔に保つ機能があるため、唾液をより分泌させるために硬いものを食べたり、よく噛む習慣をつけると良いでしょう。
口の中で分泌する唾液は、口内を清潔に保つ機能があるため、唾液をより分泌させるために硬いものを食べたり、よく噛む習慣をつけると良いでしょう。
歯周病の原因である歯垢(プラーク)はすぐには歯石になりません。歯石はだ液に含まれるカルシウムやリン酸が歯垢(プラーク)内にリン酸カルシウムの結晶をつくることによって出来てきます。
ですから歯磨きで除去することのできる歯垢(プラーク)の段階でしっかり取り除いていれば歯石までなることはありません。
特に歯と歯の境目や歯と歯の間の磨きにくい部分をしっかり磨くようにしましょう。また歯石のできやすい場所はだ液腺の近くです。
その場所は下の前歯や上の奥歯の頬側です。歯磨きの時この部位を注意して磨いてください。さらにデンタルフロス(糸ようじ)や歯間ブラシ等の補助的器具を用いるとより効果的です。
食物繊維の多い食材や噛みごたえのある食材は物理的にお口の中を清掃してくれ歯石を付きにくくしてくれます。
また噛む回数が増えるとだ液の分泌を促してお口の中を清潔に保つことを助けます。
食物繊維の多い食材は、野菜(ニンジン・ホウレンソウ等)や豆類・果物です。噛みごたえのある食材は根菜類(ゴボウ・レンコン等)やきのこや海藻類です。
これらを多く食べる習慣をつけることで日ごろから歯石が付きにくくなります。
歯垢(プラーク)が歯石になるには時間がかかります。外出先などですぐに歯磨きできない時には頻繁にうがいをすることをおすすめします。
うがいをすることは食後何もしないよりはかなり効果があります。
頻繁にうがいを行い時間のある夜にしっかり歯磨きを行って歯垢(プラーク)を除去すれば歯石が付きにくくなります。