【ブラケット矯正】:矯正と言えばこれ!
メリット:歯並びを治す一般的で確実な方法
ブラケット矯正とは、歯の一つ一つにブラケットと言われる器具を取り付け、そこにワイヤーを通す矯正方法です。
昔ながらの矯正方法であり、0.1mm単位で歯を動かすことが可能。間違いのない矯正方法と言えますね。
昔ながらの矯正方法であり、0.1mm単位で歯を動かすことが可能。間違いのない矯正方法と言えますね。
ブラケット矯正で歯並びを治すデメリットは?
「見た目の悪さ」「手入れの難しさ」が挙げられます。
とはいえ最近は透明のブラケットがありますし、手入れに関しては毎日しっかり歯磨きが出来る方なら問題ありません。
とはいえ最近は透明のブラケットがありますし、手入れに関しては毎日しっかり歯磨きが出来る方なら問題ありません。
やはり見た目の悪さが上げられます。金属製のブラケットが目立つため、矯正中の見た目が悪くなりますが、透明のクリアブラケットを使う方法もあります。また、ブラケットやワイヤーの間に、食べかすや歯垢などが溜まりやすくなるので、しっかりとケアしないと虫歯になりやすいというデメリットもあります。
【マウスピース矯正】:気軽に取り外せるのが魅力
メリット:取り外し可能な矯正方法である
マウスピース矯正とは、マウスピースと呼ばれるプラスチックの器具を歯に被せる矯正方法です。
ブラケット矯正のようにずっとつけておく必要はなく、人前に出る時は外すこともできます。歯のケアブラケット矯正よりも優しく、お手軽な矯正方法と言えるでしょう。
ブラケット矯正のようにずっとつけておく必要はなく、人前に出る時は外すこともできます。歯のケアブラケット矯正よりも優しく、お手軽な矯正方法と言えるでしょう。
こんな人に知ってほしい!マウスピース矯正
「装置がずっと歯についていることに抵抗がある」
「仕事柄、装置が見えるのはNG」
「矯正していることを、あまり人に気づかれたくない」
見た目や違和感に抵抗があって、今まで治療に躊躇していた人にとって、マウスピース矯正は矯正治療の一歩を踏み出す治療法の一つになるでしょう。
マウスピース矯正で歯並びを治すデメリットは?
マウスピース矯正のメリットは気軽に取り外しできることですが、この気軽さゆえにサボってしまいがちに。すると治療期間が延びてしまいます。
また、マウスピース矯正は歯並びがかなり悪い人にはできません。すこしガタガタしているくらいの人のみに適用できる矯正方法です。
【ダイレクトボンディング法】:その日のうちにすきっ歯が治る!
メリット:すきっ歯の人が歯並びを治す最短の方法である
ダイレクトボンディング法とは、すきっ歯の人の歯の隙間を歯科用レジン(プラスチック)で埋める方法です。
その日のうちに自然に隙間が埋まるので、すきっ歯の悩みがすぐさま解消されます。
その日のうちに自然に隙間が埋まるので、すきっ歯の悩みがすぐさま解消されます。
ダイレクトボンディング法で歯並びを治すデメリットは?
ダイレクトボンディング法(ダイレクトラミネートベニア法、ビルドアップ)とは、お口の中で歯科用レジン(プラスチック)を直接歯に盛り足して、歯の形態や色を回復させる治療法です。
主に歯が欠けてしまった場合や、すきっ歯を治す場合に適用されます。
ダイレクトボンディング法では、ほとんどの場合歯を削らず、治療期間も1~2日ほどと短いため、患者さんにとっては非常に負担の少ない方法です。
ダイレクトボンディング法では、歯科用レジン(プラスチック)を用います。この素材は、実は2~3年で黄色く変色してしまいます。
取り替えるのは簡単ですが、2~3年ごとに取り換えると思うと少し面倒かもしれませんね。1日ですきっ歯を治す代わりだと思ってください。
取り替えるのは簡単ですが、2~3年ごとに取り換えると思うと少し面倒かもしれませんね。1日ですきっ歯を治す代わりだと思ってください。
また、歯科用レジンは健康な歯よりもやわらかいので、噛み合わせが強い人だと欠けてしまう可能性があります。
自分の噛み合わせの強さを知るきっかけにはなりますが、修復費用がかかるので注意してください。
自分の噛み合わせの強さを知るきっかけにはなりますが、修復費用がかかるので注意してください。
ダイレクトボンディング(ダイレクトレジン)は素材がプラスチックのため、長期の使用により多少の変色や艶の消失がみられます。
定期的なメンテナンス(再充填や再研磨)により、変色を改善することは可能です。
【セラミック矯正】:審美性が高い矯正方法
via pixabay.com
メリット:歯にセラミックを被せて手軽に美しく見せられる
セラミック矯正は、セラミックと呼ばれる陶磁器の素材を歯に被せる矯正方法です。
陶磁器の素材と聞くと割れやすいイメージですが、非常に頑健で物持ちが良いです。汚れもつきにくく審美性が高い素材です。
陶磁器の素材と聞くと割れやすいイメージですが、非常に頑健で物持ちが良いです。汚れもつきにくく審美性が高い素材です。
セラミック矯正で歯並びを治すデメリットは?
セラミックを被せるために、歯を削ったり神経を取ったりする場合があります。これによって健康な歯の寿命が短くなることが気になりますよね。
実際、セラミック矯正で歯のトラブルが起こる人は多いです。ただ、アフターケアをしっかりとしっかりと行ってくれる歯医者さんではその限りではありません。
もしもセラミック矯正をご検討なら、時間をかけて歯医者さんを選んでくださいね。
実際、セラミック矯正で歯のトラブルが起こる人は多いです。ただ、アフターケアをしっかりとしっかりと行ってくれる歯医者さんではその限りではありません。
もしもセラミック矯正をご検討なら、時間をかけて歯医者さんを選んでくださいね。
セラミック矯正やクイック矯正などは矯正治療ではなく、健康な歯を削り、神経を抜き、場合によっては抜歯を行い上からセラミックを被せる方法です。こうした意味で「矯正」という言葉を使うには違和感があるというのが多くの歯科医師の見解だと考えて下さい。