子供の歯の奥歯は生え変わる?
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子供の奥歯(確か奥から2番目くらいでした)というのは
はえ替わるんでしたっけ??
歯が生え変わるとき、奥歯って抜けますか?
抜けない歯ってありますか?
子供の歯の生え変わり時期にはこのような疑問が湧いてくることがあります。この疑問にお答えするならば、子供の奥歯は生え変わります。
正式には年齢や、前から何番目の歯なのかという点が大切なのですが、乳歯20本はすべて抜けるので乳歯であれば問題ありません。
正式には年齢や、前から何番目の歯なのかという点が大切なのですが、乳歯20本はすべて抜けるので乳歯であれば問題ありません。
子供の歯の生え変わりの順番
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生え変わりの順番は6歳を目安に下の前歯が抜け、大人の下の前歯が生えてきます。
同じ時期にもともと乳歯のない部分に6歳臼歯といわれる大臼歯が生えてきます。
7歳ー8歳になると上の前歯の乳歯が抜け、大人の上の前歯が生えてきます。
8歳ー9歳になると、そのまま順番に前から後ろに向かって歯が生え変わります。
10歳ー11歳にかけて上下ともに、乳歯の奥歯が抜けて、大人の歯が生え始めてきます。
12歳ー14歳にかけて大人の奥歯が生え揃い、大人の歯列が完成します。
少し分かりにくいなと感じる方もいるでしょうか。奥歯というのは親知らずも含めて左右上下3本ずつあります。
・第一大臼歯
・第二大臼歯
・第三大臼歯(親知らず)
そしてこの3つは永久歯にしかありません。つまり大人の奥歯は生え変わりではなく、新しく増える歯と考えると良いでしょう。
子供の奥歯はどこに行くのかというと、前歯と大人の奥歯の間の歯に生え変わります。
・第一大臼歯
・第二大臼歯
・第三大臼歯(親知らず)
そしてこの3つは永久歯にしかありません。つまり大人の奥歯は生え変わりではなく、新しく増える歯と考えると良いでしょう。
子供の奥歯はどこに行くのかというと、前歯と大人の奥歯の間の歯に生え変わります。
順番はあくまでも目安で、個人差がある
近年、永久歯の萌える順番に変化が現れてきたようです。
どの歯の順番が変わってきたのかといいますと、
下顎の2番(中切歯)と下顎の6番(第一大臼歯)です。
通常、6番のあとに2番が萌えてくるのですが、
先に2番が萌えてきてしまうケースが増えてきているというのです。
このように、歯の生え変わる順番が変わってきているという報告もあるので、順番はあまりこだわらなくて大丈夫です。
子供の歯の生え変わりで奥歯に多いトラブル
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子供の歯の生え変わりで最もトラブルが起きやすいのが6歳臼歯と呼ばれる第一大臼歯です。
6歳臼歯の歯茎の痛み
6歳臼歯が噛み合う歯に当たって痛い
6歳臼歯の虫歯
6歳臼歯の変色
6歳臼歯が手前の乳歯に引っかかり生えてこれない
6歳臼歯が出てこない
6歳臼歯がない
6歳臼歯が生えてくるとき歯の欠片が出る
6歳臼歯の噛み合わせ
中には心配ないものもあるようですが、気になる場合は歯医者に相談すると良いでしょう。
歯の生え変わり時期の奥歯は虫歯になりやすい
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出てきたばかりの永久歯は、大人のものに比べてまだ未完成で虫歯になりやすいです。加えて奥歯は虫歯になりやすいので、しっかりとケアしてあげる必要があります。第二大臼歯が生えてくる頃になれば自分でしっかり磨けるでしょうが、第一大臼歯が生えてくる6歳前後は上手く磨けないことが多いので仕上げ磨きをしっかりおこなっていきましょう。
プラウト磨きを使ってしっかり磨く
6歳臼歯は乳歯の奥から生えてくるためとても磨きにくい位置にあります。大きな歯ブラシで磨くと、頬に当たってしまったり、子供が舌を出したりして仕上げ磨きができないこともあります。プラウトという毛先が細い歯ブラシで磨いてあげると6歳臼歯の溝の中まで磨くことができ、虫歯を予防できます。
歯医者で6歳臼歯を守る
歯医者に行ける場合は、フッ素添付、シーラント、デンタルフロスなどが効果的なのでおすすめです。
六歳臼歯が生え始めたら、歯医者さんで虫歯予防の処置をされることを お勧めします。 お家では お母さんが歯磨きの お手伝いをしてあげてください。
こうして、歯科医院と お家の方が協力して 大切な六歳臼歯の危険な時期を乗り越えていきましょう。
まとめ
子供の奥歯の生え変わりについて理解は深まったでしょうか。子供の時は奥歯だったのに、生え変わったら奥歯じゃなくなるため少しややこしいですが、特に難しい話ではありません。
6歳臼歯は「歯の中で一番虫歯になりやすい歯」と言われているので、生えてきたらしっかりと虫歯予防を心がけていきましょう。
6歳臼歯は「歯の中で一番虫歯になりやすい歯」と言われているので、生えてきたらしっかりと虫歯予防を心がけていきましょう。