2017年3月6日 更新

"歯" 噛むとしみるのは、なぜ?

普段の生活の中で突然歯がしみる、なんて状況になった事はありませんか。熱いものや冷たいもの、風に触れたときにさえ敏感に感じてしまう。ここではその歯の仕組みと、馴染みの深い虫歯、歯周病との関連性からその現象を詳しく見ていきたいと思います。

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"歯がしみる"ということは

知覚過敏(治療前)|イラストNo.1348【歯科素材.com】 (8785)

歯がしみているということは、歯の表面の最も硬い部分であるエナメル質の下の組織である象牙質、また神経部分である歯髄の部分、この2つの組織が虫歯などにより露出してしまっていることにより、温度などに反応し過敏になっている状態をいいます。
虫歯で歯が溶かされ神経に近くなってくると、歯がしみてきます。虫歯菌が神経の細い管を通って、太い管まで入り込むと神経が敏感となり、冷たいものや熱いもの、甘いものにもしみることがあります

しみるのを防ぐには

アイコン(知覚過敏・ブルー)|イラストNo.386【歯科素材.com】 (8791)

しみるのを防ぐには、虫歯などにかからないために、毎日食後に丁寧な歯磨きをすることにつきるといえます。
前述の通り、しみているということは、歯の内部が露出しており、歯が傷んでいるのです。
象牙質までの痛みなら冷たいものがしみる程度ですが、歯髄の部分まで達していると、熱いものがしみたり、噛んだときにも痛みを感じてしまうようになっていしまいます。
永久歯に生え変わったら、毎日の歯ブラシによるブラッシングを心がけ、力任せに強く磨くことはせずに、歯には直角に歯ブラシをあて、歯茎の歯周ポケットには45度の角度で細かい動きの動作で磨きましょう。

恐ろしい歯周病

歯周病のメカニズム(骨が溶けている)|イラストNo.1634【歯科素材.com】 (8794)

我々今の現代人の歯にとって、一番恐ろしいのが歯周病と言われています。
歯がしみる原因にも、歯周病により歯肉が垂れ下がることによる、蝕虫から始まってしまう虫歯なども原因になっています。
歯周病もまた、歯の周りに溜まった歯石や虫歯の原因菌であるミュータンス菌が、口内で作り出すプラークと呼ばれる歯垢の発生源となっています。
歯垢(プラーク)は菌のかたまりであり、すみかとなっていますので、それらを放っておくことにより虫歯、歯周病が発生し進行してしまうのです。
また、歯周病が進行するにつれて、歯茎などの歯周組織の破壊からくる痛みも、噛んだ時に発生しますので、虫歯と同様に定期的な歯磨きを心がけることが何よりも大切でしょう。

歯磨き粉を上手に活用しよう

Free photo: Toothbrush, Toothpaste, Dental Care - Free Image on Pixabay - 571741 (8737)

私達、現代人の生活はとっても便利になり、多くの口内衛生のための商品も気軽に購入することが出来ます。
歯磨きの際に歯磨き粉を使うかどうかは、最近になっては個人に委ねられる場合もありますが、
フッ素入りのものが安く売られているので、是非利用してみてください。
フッ素は歯に作用しエナメル質に変化するため、いわゆるコーティング作用があります。
また、虫歯の原因菌であるミュータンス菌の増殖の抑制効果も期待できるので、おすすめです。

歯医者さんに相談

治療の流れ カウンセリング01|イラストNo.1192【歯科素材.com】 (8805)

歯の周りに溜まったプラークなどを放置すると、バイオフィルムという強力な菌によって形成さてれしまいます。
こうなると歯ブラシなどでは除去が出来ない状態となってしまいます。
また、歯垢も石灰化により、硬い歯石となりますので出来るだけ歯医者さんに行きましょう。
最近ではクリーニングで除去することができるので、痛みが出る前に治療を受けるのをオススメします。

まとめ

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歯のしみる原因は多くは、虫歯と歯周病によるものとわかりましたね。
そのどちらも、基本的には毎日の定期的な食事の後の、歯磨きなどのケアが基本です。
歯の表面のエナメル質は人体で一番硬い部分ですが、菌の発生させる酸には溶けてしまうのです。
歯を清潔に保つことにより、それらを防ぐだけでなく、歯そのものの再生力である再石灰化も促すこと出来ると言われています。虫歯菌も歯周病菌も同時に予防してしまいましょう。

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