息が臭い!!口臭はどうして起きるの?
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口臭を発生させる細菌
口臭を発生させるのは唾液と細菌です。
一生懸命歯ブラシをしてもたくさんの細菌が存在しています。
その細菌を分類すると2種類の菌があります。
一生懸命歯ブラシをしてもたくさんの細菌が存在しています。
その細菌を分類すると2種類の菌があります。
【1】嫌気性菌 → 酸素を好まない菌
【2】好気性菌 → 酸素を好む菌
口の中で嫌な臭いを発生させているのは嫌気性菌です。
酸素が少なくなると、活発に活動して臭いにおいのガスを発生させます。
口内の唾液が少ない状態だと酸素が減り、菌が増殖してしまいます。
酸素が少なくなると、活発に活動して臭いにおいのガスを発生させます。
口内の唾液が少ない状態だと酸素が減り、菌が増殖してしまいます。
臭いの元を消すには?
以前は口臭の原因は歯周ポケットや歯垢から起こっていると言われてきましたが、最近は主な発生源が舌苔であることが知られています。口臭予防には舌苔をきれいにすることが大切とされています。
舌をきれいにするために歯ブラシを使うのはよくありません。
強い力でこすることで舌乳頭までもはぎ取ってしまい、さらに口臭が強くなることがあります。
専用の舌磨き用のブラシを用意したり、ガーゼでふき取ったりしましょう。
舌をきれいにするために歯ブラシを使うのはよくありません。
強い力でこすることで舌乳頭までもはぎ取ってしまい、さらに口臭が強くなることがあります。
専用の舌磨き用のブラシを用意したり、ガーゼでふき取ったりしましょう。
舌をきれいにしたけど、臭いのはなぜ?
舌をみがいても臭いのはどうしてでしょう。
実は、舌苔以外の原因があります。
実は、舌苔以外の原因があります。
心理的・生理的要因
精神的な原因の場合はストレスなどをその都度解消していく事が大切ですね。
また、口臭を指摘されたことで悩んでしまう病気もあり、自臭症と呼ばれています。
朝起きた時などの臭いは生理的口臭と呼ばれていて、体が健康で歯に異常がなくても起こりうるものです。自然と治ることが多く、起床時は食事を摂ることで収まります。
また、口臭を指摘されたことで悩んでしまう病気もあり、自臭症と呼ばれています。
朝起きた時などの臭いは生理的口臭と呼ばれていて、体が健康で歯に異常がなくても起こりうるものです。自然と治ることが多く、起床時は食事を摂ることで収まります。
口の臭いは、またストレスやホルモンなどとも関係しています。
仕事や人間関係などで緊張が続いたとき、女性の生理や妊娠中、成長期などはニオイが強くなります。空腹時や起床時も一時的に臭いがします。
病的要因
生理的・精神的口臭に対して何らかの疾患による口臭を病的口臭と呼びます。
口腔以外の疾患の場合は内科や耳鼻科などの診察を受けましょう。
しかし、口の中の病気が原因で起こるほうが圧倒的に多く、90%以上が歯周病や虫歯によるものと言われています。早いうちに治療することが大切ですね。
口腔以外の疾患の場合は内科や耳鼻科などの診察を受けましょう。
しかし、口の中の病気が原因で起こるほうが圧倒的に多く、90%以上が歯周病や虫歯によるものと言われています。早いうちに治療することが大切ですね。
悪化した虫歯や重度の歯周病も原因です。治療や歯磨きをしているのに臭いが強いときは、内科的な病気や免疫性の病気が疑われます。
鼻や喉の病気:慢性副鼻腔炎や咽頭炎、喉頭炎など鼻や喉の慢性的な炎症も原因となる。
虫歯、合わないつめもの、かぶせもの、義歯
口腔中の疾患、機能低下によるもの
その他特定疾患:糖尿病・慢性便秘など
虫歯が進むと口臭が強くなる
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虫歯を放っておいてしまったために口臭がひどくなることがあります。
『少しの痛みならいいか』と治療を先延ばしにしないように心掛けないといけません。
『少しの痛みならいいか』と治療を先延ばしにしないように心掛けないといけません。
小さなむし歯で口臭が強くなることはありません。しかしむし歯が進行してくると次第に口臭がきつくなってきます。神経まで侵されると強烈な臭いがします。むし歯が小さいうちに治療するよう心がけましょう。
虫歯を放置すると口臭以外にも恐ろしいことが起きる!
虫歯を放置することで、どんどん進行してしまう事は容易に理解できます。
しかし、忙しくてなかなか歯科医院に行けずに、そのままにしてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。虫歯を放置すると歯を溶かし、虫歯菌が神経まで到達してしまう事があります。
神経はやがて死んでしまいますが、これを取り除かないと歯の中で腐ってしまい細菌を口内にばらまいてしまいます。こわい話ですが虫歯ひとつで大きな病気につながる可能性はゼロではありません。
しかし、忙しくてなかなか歯科医院に行けずに、そのままにしてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。虫歯を放置すると歯を溶かし、虫歯菌が神経まで到達してしまう事があります。
神経はやがて死んでしまいますが、これを取り除かないと歯の中で腐ってしまい細菌を口内にばらまいてしまいます。こわい話ですが虫歯ひとつで大きな病気につながる可能性はゼロではありません。
腐った神経からばらまかれた細菌は、あごの骨にまで広がっていきます。すると、あごの骨が炎症を起こして化膿し、歯茎から膿が出るようになります。また、あごの骨髄が細菌に感染して「骨髄炎」になり、熱や嘔吐、体調不良などが続くようになることもあるのです。
さらに、細菌が血液の中に入り込んでしまうと、全身をめぐって「肺炎」や「脳梗塞」「心筋梗塞」を引き起こしたり、心臓や脳が虫歯菌に感染して、重篤な後遺症が残ったり、死に至る可能性もあります。
虫歯が原因で歯の口臭がある場合は早いうちに治しましょう。
気になる口臭があっという間になくなり、人目も気にならずに過ごすことができます。
気になる口臭があっという間になくなり、人目も気にならずに過ごすことができます。