2017年3月6日 更新

どうして子どもの歯は抜けるの?生え変わりの時期と本数について

人間の歯が乳歯から永久歯に生え変わるのはご存知ですよね。今回は乳歯と永久歯の基礎知識と、子どもの歯が抜ける時期や本数の話を合わせて紹介していきますね。生え変わり時の注意点も押さえておくと、より安心です。

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乳歯はいつ生え変わる?

乳歯(6か月)|イラストNo.1677【歯科素材.com】 (8242)

皆さんは人の歯の本数をご存じですか?人間は成長の過程で子供の乳歯が抜け、大人の永久歯が生えてきます。乳歯は20本、永久歯になると親知らずも含め多くの人が32本の歯が生えてきます。
生え変わりの順番は6歳を目安に下の前歯が抜け、大人の下の前歯が生えてきます。
同じ時期にもともと乳歯のない部分に6歳臼歯といわれる大臼歯が生えてきます。
7歳ー8歳になると上の前歯の乳歯が抜け、大人の上の前歯が生えてきます。
8歳ー9歳になると、そのまま順番に前から後ろに向かって歯が生え変わります。
10歳ー11歳にかけて上下ともに、乳歯の奥歯が抜けて、大人の歯が生え始めてきます。
12歳ー14歳にかけて大人の奥歯が生え揃い、大人の歯列が完成します。
このように生え変わりには時期がある程度は決まっており、人によって早い遅いがあるにしても中学生の間ぐらいにはほとんどの歯が生えそろうことになります。親知らずに関しては、高校生で生えてくる人や、30歳40歳になってやっと生えてくる人と年齢で大きく差がでます。

なぜ歯は生え変わる?

子供の歯を見て驚くお母さん|イラストNo.1823【歯科素材.com】 (8244)

人間はサメやワニと違って、永久歯の歯が折れたり抜けたりしても、次の歯が生えてきたり、げっ歯類のように伸び続けるわけではありません。だから、私達人間にとって歯はとても大切にしなければいけないものなのです。

では、なぜ人の歯は生え変わるのでしょうか。これは人間の体や顎は成長により大きくなっていきますが、歯は成長に合わせて大きくはなってくれません。顎が大きくなるにつれて、歯の間に隙間ができ、モノを噛めなくなってしまいます。そして、食事をうまくとれないと、体の成長も止まってしまいます。そのため、体や顎の成長に見合った大きく数が増えた歯が改めて生えてくるのです。

人によって歯の本数が違うってホント?

小児歯科 流れ11(フッ素塗布)拡大ver.|イラストNo.1065【歯科素材.com】 (8247)

最初にお話ししたように、乳歯は20本、永久歯は親知らずをいれると32本です。多くの歯が、乳歯が抜けた後の同じ場所から生えてきます。
ただ、乳歯が生えていなかった場所から生えてくる永久歯があります。
これは、第一大臼歯と第二大臼歯です。左右上下に1本ずつ生えてきますので、合計8本乳歯がない場所から永久歯が生えてきます。ですから、大人の歯は最低で28本となります。ですが、親知らずが生えてきた場合には合計4本増えるので、最大で32本となります。
親知らずが生えてくるかこないかは、レントゲンを撮ればすぐわかります。不安なときは一度歯科医院で相談してみるといいでしょう。
生えてくる永久歯ですが、乳歯が白色に対して、少し色を持った白またはクリーム色をして生えてきます。また、もうひとつの特徴として、
乳歯は歯の表面を覆うエナメル質や、その内側にある象牙質が永久歯に比べて薄いので、虫歯が早く進行します。
ここで気をつけたいのは、乳歯は抜けてしまうので、虫歯になっても大丈夫!という考えです。永久歯は乳歯がきちんとした場所にあってこそ、きれいに生えてきます。虫歯で抜歯してしまったりすると、永久歯がガタガタに生えてきたり噛み合わせが悪かったりとトラブルの元です。また、歯並びが悪いと虫歯にもなりやすくなってしまうので、乳歯からの虫歯対策はしっかりとしておくことが大切です。

歯が生え変わるときの注意

すきっ歯|イラストNo.1720【歯科素材.com】 (8248)

ちょうど生え変わりの時に、注意しなければいけないことがいくつかあります。

7 ・磨き残しが増える

歯がぐらぐらしていたりするとついつい歯磨きをさけてしまったり…と磨き残しが多くのこってしまうと歯ぐきに炎症が出たりしてしまします。汚れが残らないように歯磨きを忘れないようにする、気になってきちんと磨けないという場合はマウスウォッシュなどを利用しましょう。

・歯磨きが子供用のまま

永久歯になり歯のサイズが大きくなった分、歯磨きも合わせて大きいものにしないと触れない部分がふえてしまうことで磨き残しが増えてしまいます。

・指しゃぶりや爪を噛む癖が残っている

開咬の原因になる癖(爪を噛む)|イラストNo.2126【歯科素材.com】 (8250)

多くの小さい子どもが指しゃぶりの癖をもっていますが、生え変わりの時期には必ずやめさせましょう。慣習的によくないのはもちろんですが、永久歯が生える際に指しゃぶりや爪を噛む癖があると上顎が変形してしまいます。これは出っ歯になる大きな原因としてあげられ、実際に矯正歯科に通うようになる子どもが多くいます。

生え変わりの時期や本数は気にしすぎないようにしよう

生え変わりの時期や順番はある程度の年齢は決まっていますが、少々順番が違ったり時期が遅れたりは個人差があるものです。あまり周りを気にしないようにしましょう。また、親知らずが生えてこない人もいることに加え、その他の永久歯が生えてこない人もいます。また、逆に多く生えてくる人もいるようです。多くの場合は問題ないですが、なかなか乳歯が抜けなかったりする場合は、歯科医に相談することをおすすめします。
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