2017年3月6日 更新

矯正歯科における治療期間はどれくらいかかる?

歯の治療をする際、「どれくらいの期間がかかるのだろう?」という疑問を持つ方もいると思います。「あまり長期間の治療になってしまって費用が気になる」と金銭面についても不安が出てくることもあると思います。矯正歯科における治療期間は一体どれくらいかかるのでしょうか? 年齢によって大きく異なるのでしょうか? 詳しく見ていきたいと思います!

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混合歯列期の矯正治療(小児矯正)における期間

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混合歯列期は大体6歳から10歳頃(小学校低学年)までと言われています。
この期間はお子さんのアゴの骨の大きさ、位置関係が治療期間に関わってきます。
この時期の歯の治療は「同時にアゴの骨を整える」ことも念頭に置かれます。

治療期間もある程度目安はつきますが、歯の状態は「個人差」が大きいのでそれぞれのお子さんによって期間が短かったり通常より伸びたりと様々なケースがあるようです。
小児矯正(混合歯列期 6~10歳)

骨格に問題のない場合半年から1年
骨格に問題がある場合1年から2年
主に対象は小学生ですが、早く治療を開始すれば良いわけではありません。当院では小児矯正治療のゴールを12歳臼歯を除く永久歯が萌出する頃に設定しております(早いお子さんでは小学5年生頃、遅いお子さんでは中学1年生頃)。不正咬合改善のためにどのような装置をどれくらいの期間使用するのかを考え、設定したゴールから逆算して治療開始時期を決定していきます。

大人(中学3年生以降)の矯正治療における期間

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大人になってからの矯正治療の期間もそれぞれ個人でバラつきがあります。
大人の場合、一度治療を終えてもいわゆる「後戻り」で歯の状態が悪くなってしまうこともあります。

また、抜歯をするか否か、さらには外科的手術が必要か否か、といったところも治療期間に関わってきます。
抜歯を伴わない治療であれば1年以内に終わるケースもあるようですが、治療を終えても「メンテナンス期間」がありますから全体としてはやはり2年前後かかるのが一般的であるようです。

歯の状態が極度に悪い状態では3年以上かかることもあります。
中学3年生あるいは高校1年生頃には12歳臼歯の萌出が完了し、成長発育の問題もありません。 また、この時期以降であれば、成人も含め常に矯正治療は可能です。その際、Setup_Manager(歯列模型三次元診断ソフト)を用いて、治療目標を明確にし、中間歯による抜歯矯正治療か非抜歯矯正治療を行なうか、あるいはインプラント矯正をどこの部位に用いるかなどを決定します。
重度な骨格的反対咬合、骨格的下顎側方偏位の場合には20歳(全身の成長発育終了)まで経過観察を継続し、その後、外科手術を併用した矯正治療を行ないます。
長い人の場合には、二年から三年もの月日が必要になるのです。
ですので、結婚式などを控えていて、矯正装置を付けたまま写真に写りたくないのであれば、矯正歯科に通うのは結婚式が終わってからにした方がいいでしょう。

永久歯列期で抜歯治療をする場合

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永久歯列になってからも治療期間は個人差が出てきますが、抜歯するケースと抜歯しないケースとでは治療期間は1年ほど違ってくる場合があります。

その人の歯の並びの状態、噛み合わせの状態、虫歯の状態など様々な点から「抜歯か非抜歯か」の選択がでてきます。歯にそれほど問題がない場合は1年以内で治療が終わることもあれば、抜歯を伴った治療に及ぶ場合は2年以上かかるケースもあります。
成人矯正(永久歯列期 11歳以降)

・抜歯しないケース
装置を装着して歯を動かす期間1~2年
後戻りを防ぎ、新しい歯並びを維持する保定期間2年

・抜歯するケース
装置を装着して歯を動かす期間2~3年
後戻りを防ぎ、新しい歯並びを維持する保定期間2年

まとめ

現代では忙しいビジネスマンなどを対象に短期間の治療も行われています。
しっかりと土台から(根本から)歯を良くしたい、治療をしたいという方は短期治療ではなく、数年じっくりとかけて腰を据えて長期治療を行うほうが良いでしょう。

しかし、長期間の治療の場合はそれだけ費用もかかりますし、矯正器具を付ける場合は精神面・審美面でも問題が出る場合もあります。そうした点も含めてお近くに歯科医院さんで詳しく相談を受けてみて下さい。

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