2017年2月14日 更新

丁寧な口内ケアを!妊娠中の歯科矯正

妊娠中に歯科矯正をすることは可能なのでしょうか?矯正期間中に妊娠したら?気になる胎児への影響は?妊娠も歯科矯正も長い期間を要するもので、重複することは珍しくありません。妊娠と歯科矯正の関係について調べてみました。

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妊娠中の矯正は可能?

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妊娠中でも矯正治療は可能です。ただし、胎内に影響が出てはいけないため抜歯などの外科処置や薬の処方、レントゲン撮影などは極力避けたいところです。できれば妊娠前にこれらが必要な処置をすべて終えておくのがベストです。
また、治療中に出産を迎えられる場合には出産前後で通院が不可能になりますのでその間は治療を一時お休みしていただいて結構です。最近では、むしろ妊娠中で仕事をお休みしたりして人に会うことが少ないので、この機会に目立つワイヤーの矯正治療をしておきたいという患者様も増えてきています。
妊娠していても矯正は可能。矯正治療中の出産も可能と言われています。人と会う機会が減る妊娠期間を利用して矯正をするという人も増えているそうです。ただ、矯正はどうしてもストレスのかかるものなので、パートナーの理解とサポートは必須と言えるでしょう。

レントゲンや投薬の影響は?

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矯正治療の精密検査で必要とするレントゲン被曝量は非常に少量です。
そのため、出生後に先天異常の生じる優位なリスクがあるとは考えにくいとされています。
つまり、矯正歯科医院で撮影するレントゲンを数枚撮ったところで、何かが起こるとは考えにくいのが一般的な考えです。
とはいえ、妊娠中必要以上の放射線被曝は避けるに越したことはありません。
また、妊娠中はナイーブになりやすいため、精神的なストレスが大きく現れるタイプの方は注意が必要です。
妊娠の可能性がある場合もしくは妊娠している場合は、矯正歯科専門医に矯正治療開始時期も含めてよく相談されることをお勧めします。
抜歯や投薬は、胎児への安全性を考慮すれば妊娠5か月目以降(一般的に安定期に入ってから)が望ましいといえるでしょう。
また、妊婦に対して考慮すれば妊娠8か月目以降は早産の可能性もあるため、比較的リスクの低い時期はかなり限られた期間ということができます。
とはいえ、歯科処置や投薬は必要性があるから行う行為です。
歯科処置の時期や投薬量を患者様ご自身の判断で勝手に行わないでください。
よくあるケースは投薬量をご自身の判断で減らす行為です。
低量の長期間投与は効果がなく症状を遅延させます。
投薬は通常量を投与し、効果が得られたら早く中止することが大切です。
矯正治療は開始時にレントゲン撮影を行います。矯正のためのレントゲンで受ける被ばく量はごく少量で、胎児への影響は考えにくいとされていますが、気になる場合は妊娠前にレントゲンを済ませておくのが無難でしょう。また、矯正では抜歯が必要になるケースもしばしばあります。胎児の安全を考えるなら、投薬は安定期に入ってからが望ましいと言われています。
つまり、妊娠期間を利用して矯正をするなら、妊活前に矯正を始めてレントゲン・抜歯を済ませておくか、安定期に入ってから矯正を始めるのがよいということになるようです。

口内ケアが重要!

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口内の衛生状態に注意する
妊娠中は間食や食事の回数が増えるため、口内が不衛生になりがちです。また唾液の分泌量が減少し、虫歯になりやすくなるのでご注意を。
虫歯菌は出産にあたり、親から子に感染してしまうこともあるので、食事の後はこまめにブラッシングを行う、キシリトールを摂取するなどして口内の衛生環境を保つ努力をしましょう。

歯周病に注意
妊娠中はエストロゲンなどの女性ホルモンの分泌が、盛んになります。口内には女性ホルモンを好む歯周病菌がいるため、歯茎が腫れたり出血するなどの症状が出やすくなります。
この場合はクリニックで適切な歯磨きの仕方を学んだり、クリーニングを行うことで対処します。ただし、必要以上の薬剤の使用は避けてください。
妊娠中は、唾液の分泌が減る一方、食事の回数が増えたり、歯周病菌の好む女性ホルモンの量が多くなったりするため、口内環境が悪化しやすいそうです。ブラケット(矯正器具)を付けていると歯みがきがしづらくなるので、妊娠しているときは特に要注意。歯医者さんに適切なブラッシングのやり方を教えてもらうとよいでしょう。キシリトールを摂るのも有効と言われています。虫歯菌は出産の際に親から子供に感染することがあるので、妊娠しているときに矯正をする場合は、細心の注意を払って口内ケアを行う必要があります。

妊娠中に矯正するメリットもある

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お母さん自身が歯に気を使い、綺麗に保とうとする意識が高ければ、少なからずお子様にも影響します。出産後に、親子で一緒に歯医者へ通えば、お子様は歯医者への抵抗が少なくなります。
「何よりも子供のため、自分の事は二の次」という考えは、お母様ならば誰しもお持ちでしょう。しかし歯の矯正は、直接的に子供のためになります。
心理的ストレスがかかったり、口内環境が悪化しやすかったりと、妊娠中の矯正にはそれなりのリスクが伴いますが、メリットもあります。それは、歯に対する意識が高くなること。お母さんが歯をきれいにしようと気を遣うことで、子どももその影響を受けて歯医者に行きやすくなるのだとか。矯正治療は自分のためばかりでなく、生まれてくる子どものためにもなると言えそうです。

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ジュリー ジュリー