2017年2月22日 更新

悪い歯並び基本の5種類!あなたの歯並びとおすすめの治し方

良い歯並びは1種類ですが、悪い歯並び(不正咬合)にはすきっ歯や受け口などたくさんの種類があります。ここでは不正咬合の種類をまとめ、その治し方や注意点をまとめました!あなたの歯並びはどの種類か知り、自分にあった治し方を探してみましょう。

129 view お気に入り 0

悪い歯並び~よく知られている種類はこれ!~

正中離開(せいちゅうりかい):すきっ歯

不正咬合(正中離開)|イラストNo.1388【歯科素材.com】 (8201)

正中離開(せいちゅうりかい)とは、「すきっ歯」のこと。前歯の間に隙間があるとこう呼ばれます。名前が小難しそうな四字熟語になっていますが、「正しい中心から離れ開いている」という意味であると考えられます。
正中離開の場合、スペースが十分にあるので抜歯の必要がありません。治しやすい不正咬合のひとつです。おすすめの治療法は「ワイヤー矯正」。正しいお手入れさえすれば、マウスピースのようにつけ外しする苦労もありません。
マウスピース矯正との違いは、装置を装着してしまえば、24時間歯を動かす力が作用するということです。お手入れだけ頑張っていただければ、あとは装置の力とそれを調整する歯科医師の技量によって歯は動いていきます。歯の移動にかかる時間はマウスピース矯正よりも短くてすむことが多いです。

天然の歯の形を生かせるというのがワイヤー矯正による方法のいちばんのメリットです。

叢生(そうせい):乱杭歯

不正咬合(叢生)|イラストNo.1099【歯科素材.com】 (8202)

叢生(そうせい)とは、「乱杭歯(らんくいば)」のこと。ガタガタしている歯並びのことですね。顎が小さい方、あるいは歯が大きい方は叢生になりやすいです。

この歯並びをしていると、通常よりもお口の汚れが取れにくく、虫歯のリスクが高まってしまいます!見た目は気にしないよという方であっても、将来虫歯になって歯を失ってしまうリスクを考えると、ぜひ矯正しておきたいですね。
顎の大きさが重要ですので、叢生(そうせい)を治療するのは小さいうちが一番です。顎を歯の大きさに適する広さにすることができます。

成人なら抜歯をすることでスペースを空けられます。叢生になる時点でかなりスペースが足りていないので、抜歯は嫌な人でもその後の治療をスムーズにするために抜いてしまいましょう。
成人の場合、成長期のお子さんよりあごの骨を広げることが難しいため、抜歯することによってスペースをつくり治療することが多くなります。
抜歯をしなくても治療自体は行なうことができますが、検査の結果次第では難しい場合もあります。お子さん(乳歯がまだ生えている6歳~10歳)であれば成長力を利用してあごを広げることによって治療することが可能です。

上顎前突(じょうがくぜんとつ):出っ歯

不正咬合(上顎前突・側面)|イラストNo.1103【歯科素材.com】 (8203)

上顎前突(じょうがくぜんとつ)とは、出っ歯のこと。上顎や上の前歯が前に出てしまっている状態です。
上顎前突の場合、前歯の後ろに横の歯が入り込んでほとんど動かす余地がありません。成人の場合は抜歯ののちにワイヤー矯正することをおすすめします。前歯以外の歯並びが良ければ、部分矯正で済むことも!

お子さん(6歳~10歳)でしたら顎を広げて抜歯をせずに対応できます。
きちんと咬み合わせを合わせて治療するためには上下全体に装置をつけて矯正するのが通常です。しかし大きく咬み合わせに問題がない軽度の出っ歯の場合は、問題のある歯だけを部分的に動かすことで見た目を改善することも可能です。

下顎前突(かがくぜんとつ):受け口

不正咬合(下顎前突)|イラストNo.1101【歯科素材.com】 (8204)

下顎前突(かがくぜんとつ)とは、受け口のことです。出っ歯とは逆に、下顎や下の歯が出てしまっている状態です。
従来、治療には下顎を削る外科施術が必要でした。しかし現在では、大人の下顎前突でも外科手術なしで治療してくれる歯医者さんもいらっしゃいます。近くの歯医者さんに相談し、できれば外科手術なしで治療することをおすすめします。
「受け口=下顎前突(かがくぜんとつ)・反対咬合(はんたいこうごう)・しゃくれ」とは上あごに比べて下あごの方が前に出ている状態を示します。見た目の問題、前歯で物がかみ切れない、うまく食事ができない、などの問題点がみられます。現在、外科手術が必要とされた「受け口・下顎前突・反対咬合・しゃくれ」症例の多くが外科手術なし(歯列矯正治療のみ)で治療可能となっています。

これも悪い歯並びのひとつだった⁉過蓋咬合の治し方は?

過蓋咬合(過蓋咬合):噛み込み

一見歯並びが良くてなんの問題もなさそうな人でも、過蓋咬合だったりします。歯や歯茎に悪影響があるので、できれば治療したい不正咬合の1種です。
過蓋咬合とは噛み合わせが深いことです。前から見たときに、上の前歯が下の前歯を覆ってしまうくらい深くまで噛み合っている噛み合わせです。歯が凸凹しているなどとは違い、自分自身では気づかないことが多く、学校健診や、歯医者で指摘されることが多い噛み合わせです。
早い時期なら矯正器具も必要ない不正咬合。矯正器具をつけるとしても、他の不正咬合ほど大掛かりなものではない場合が多いです。
原因や程度にもよりますが、前歯の傾きを改善する方法、あごの発育を誘導、改善する方法、悪習癖が強い場合、癖をやめられるようにトレーニングをするなどの治療法があります。
早い時期の治療には、全体的な矯正装置(ブラケット、ブレース)は用いないことが多いです。
歯の裏側につける装置(固定式の装置)や大きなマウスピースのような装置を使用する方がほとんどです。

悪い歯並びを治して、今よりも生きやすく

歯並びが悪いと、お顔の魅力が損なわれてしまいます。それに加え、健康にも悪影響があるんです。あなたが肩こりや顎の痛みで悩んでいるのなら、それはもしかしたら歯並びのせいかもしれません。
歯並びは私たちの体や心に大きな影響を与えます。
矯正治療によって歯並びを整え、噛み合わせをよくすることは、見た目の美しさを得るだけではなく、歯の寿命を伸ばすことや、体や心の健康を保つことへつながります。
歯並びを治す決心をつけるのは、時間や費用の面からなかなか難しいですよね。しかし、何年か治療に専念することで、その後の何十年もの人生の質が上がります。

もしも不正咬合があることがわかったら、ぜひおすすめする治療法できれいな歯並びにしてください。あなたの人生がもっとよいものになることを願っています。

関連する記事 こんな記事も人気です♪

将来の歯並びのために!適正時期から始めたい子供の歯科矯正♪

将来の歯並びのために!適正時期から始めたい子供の歯科矯正♪

最近の子供の顎の発達は未熟で、多くの親が子供に何らかの歯科矯正をしたいと考えている傾向にあります。歯並びの良し悪しは、相手に与える印象を左右します。更に、健康にも大きく関わりを持つことから、軽視することは出来ません。一般的に低年齢から治療を始める歯科矯正ですが、その時期から治療をする事でのメリットと、デメリットについてご紹介します。
チーズman | 434 view
歯並びを綺麗にするための手術って本当に安全?メリットとリスク

歯並びを綺麗にするための手術って本当に安全?メリットとリスク

歯並びをきれいにするための治療といえば一般的に歯の矯正を思い浮かべると思いますが、手術で歯並びをきれいにする治療方法もあります。では、どういう場合に手術が必要なんでしょうか?歯の手術についてお調べしましたので参考にしてみてください。
なつき | 139 view
歯並びが汚いとデメリットが多いって本当?

歯並びが汚いとデメリットが多いって本当?

もちろん歯並びがきれいにこしたことはないですが、歯並びが汚いと見た目以外で何か困ることはあるのでしょうか?歯並びが汚いと、どんなデメリットがあるのかをご紹介します。歯並びが汚いことでのデメリットを知り、今後の対策のための参考にしてみてくださいね。
なつき | 408 view
歯並びをきれいにしたい!マウスピース矯正ってどんな矯正?

歯並びをきれいにしたい!マウスピース矯正ってどんな矯正?

歯並びが悪いことに悩んでいる方って多いですよね。一般的なワイヤー矯正ではなくマウスピースをはめて矯正する方法があるのをご存知ですか?マウスピース矯正とはどんなものなのか?費用はどのくらいかかるのか?気になるマウスピース矯正についてご紹介します。
なつき | 259 view
”歯並びのよさは育ちのよさを表す”の本当の意味

”歯並びのよさは育ちのよさを表す”の本当の意味

一般的には”歯の矯正ができる経済的余裕がある=育ちがいいという解釈が多いですが、本当はその金銭的な意味だけではない、ということをお伝えいたします。
麻衣 | 2,309 view

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

sirono sirono