2017年3月6日 更新

インプラント1本あたりにかかる費用は?その理由について解説!

治療に高額な費用がかかると言うことでも有名なインプラント。なぜこれほどまでに費用が掛かってしまうのか?インプラント一本あたりの費用についてご説明します。また、その理由について皆さんが疑問に思っていることも一緒に解決していきましょう。

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インプラントにかかる一本あたりの費用

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一般的な相場で言うと30~50万円がインプラント一本当たりにかかる費用とされており、これよりも安い場合も高い場合もあります。インプラントの費用がなぜ高額なのかその理由を考えてみましょう。

治療費の内訳をみてみよう

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医師にかかった時の治療費を考えたことはあるでしょうか?風邪などの場合、診断料以外にも処方される薬代がかかりますよね?それと同じようにインプラントには診断料以外の経費と言うものが上乗せされているのです。

自由診療である

インプラント治療では、インプラントを埋め込む“手術”が必要です。また、骨の量が少なく、そのままではインプラントを埋め込むことができない場合、前処置として骨を増やすための“手術”が必要になることもあります。これらの手術は、雑菌が入って感染を起こさないために、環境を整えたり、使い捨ての物品を使ったりなど、細心の注意を払いながら行われます。

また、人工歯(インプラントに装着する歯の部分)作製の際は、お口に合う仕上がりにするため、通常の歯型取りと比べて使用する材料が多かったり、少し時間がかかったりします。このようにインプラント治療は、コストや時間がかかる治療です。

現在「国の医療費が財政に負担をかけている」といわれているなか、すべてのインプラント治療が保険適用となることは難しいでしょう。
インプラントは自由診療と言うケースがほとんどになり、費用は患者の全額自己負担となります。自由診療とは「医師が価格設定を決められる」ということですので、インプラントにかかる費用は治療を行う医師のさじ加減によるものと言うことも大きいのです。

また、保険が適用される治療には本来払う分の7割ほどを国が肩代わりします。高額になるインプラントの治療費を適用することは、それだけ国の財政に負担をかけるということにもなります。現在の国の財政状況からは難しいと考えられているため、保険適用は困難な治療と言われているのです。

インプラントに使用する材料費

インプラントを行うために人工歯を作成する必要があります。人工歯根とするためのインプラント体と人工歯を構成するパーツなどの費用がこれにあたります。素材の材質などによって費用は変動しますが、特殊なものを使用しない限り法外な価格設定ではありません。

インプラントに使用される素材は基本的にチタンとなり、歯冠部分となる上部構造はセラミックとなります。また、インプラントを埋入させる際に患者の歯の形などを取るために印象採得などを行うため、インプラント以外の費用もかかるのです。

手術費用

インプラントを埋め込むためにあごの骨に穴を開ける外科手術が行われます。インプラントの治療は高度な知識と技術を必要とします。また、外科手術は治療を行う医師の負担も大きいために、手術費用=技術料とも考えられます。

インプラントの術式は一回法と二回法の2種類あり、二回法はその名の通り外科手術を2回行います。回数が増えれば手術費用も掛かるため、インプラント一本にかかる費用も上乗せされます。

診察・検査料

治療を行うためには患者の歯や体の状態を見る必要があります。相談だけなら無料と言う歯科医院も多いのですが、いざ治療のための診察となればデータを取るための精密検査や診断料がかかります。

設備使用料

精密検査などにCTやレントゲンを撮ることにもなりますが、これらを使用する際の費用もしっかりと治療費に含まれています。大型の機材となると設備の維持費も相当なものになります。最新の医療設備を備えた病院で使われる機材は数億となるものも珍しくなく、使用料に換算したら決して安くはないと考えるべきでしょう。

検診・メンテナンス料

術後はインプラントの治癒期間を設けます。一回法なら一度の手術で終了となりますが、二回法の場合は二度の手術を行うことになります。どちらも治癒期間を設けてインプラント体と骨が結合するまでの定期検診が行われます。治療が完全に終了するまでの間は検診が定期的に行われますので、手術の回数分だけ検診の回数や期間が長く行われます。治療後は自主的なメンテナンスとなるので、こちらは別料金と考えるべきでしょう。

インプラント治療の費用を安くする方法

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インプラントは自然に近い形の綺麗な歯を実現できるというメリットがありますが、誰でも気軽に行えるような金額ではありません。どうにかして安く済ませたいという人も多いことでしょう。世の中には破格の価格設定でインプラントを行う歯科医院も存在します。

しかし、安いからと言って安易に治療を行うとトラブルに巻き込まれてしまうケースも想定しておくべきでしょう。それでは現実的な方法でインプラントの費用を抑えて行う方法を探してみましょう。

現金分割やデンタルローンを利用する

高額な治療費を支払うなどに分割払いが最も多いケースと思われます。現金分割を選択した場合は回数は医院ごとに決まっているので確認しておくと良いでしょう。また、「歯科治療費限定」の「デンタルローン」があり、分割手数料も優遇されるなどの無理のない返済計画が立てられます。

現金分割以外にクレジットカードやローンを組んだ場合には結果的には一括で払うより高くなってしまうケースがほとんどですが、一回に支払う金額がグッと抑えられます。支払方法は医院によって様々なパターンがあり、場所によってはキャンペーンを行っていたりして通常より安くつく場合もあり得ます。

確定申告時の医療費控除

意外と知られていないのが、自由診療は医療費控除の対象となる点です。確定申告をを行うことでインプラントにかかった費用の一部が返却されます。医療費控除が適用されるのは1月から12月までの1年間に支払った医療費が10万円以上の場合です。10万円を超える医療費と1年間の総所得金額に応じた所得税が減額されるのが医療費控除なのです。

医療費の内訳には「インプラント治療にかかった費用」が含まれているため、治療費はもちろん「通院のための交通費」も医療費控除の対象となります。医療費控除を申告する場合にはこれら全ての領収書などの金額を証明するものが必要になるため、全て保管しておく必要があります。

インプラントのモニターに応募する

インプラントを行っている歯科医院のHPなどでインプラントのモニター募集のキャンペーンを行っている場合があります。モニターに選ばれるとインプラントの治療を格安、もしくは無料で行えます。インプラントモニターとは実際に体験することで感想やデータなどを歯科医師に提供する役目があります。

歯科医師にはステップアップのための症例や経験を積む必要があり、数多くの患者を診る必要があります。そのためにモニターを募集してより多くの治療データを集めることを目的としています。モニター募集のキャンペーンは随時募集している歯科医院も全国にあるので、口コミなどを参考にしながら探すと良いでしょう。

内訳で考える一本あたりのコスト

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治療費の高さがクローズアップされますが、こうして内訳で考えると決して法外と言うわけでもないことが解ります。インプラントは儲かるという風潮も治療トラブルなどの社会問題で一時期ほどのインプラントバブルは既に失われています。

それでも一般人にはインプラントはやはり高額な歯科治療になります。インプラントを考えている方は、今回お話した内容を参考に色々と調べてみてくださいね。

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