2017年4月20日 更新

インプラント治療で使用するCTはどんな特徴がある?

インプラント治療は表面的な虫歯の治療とは異なり、患者さんのあごや歯茎の内部をしっかりとチェックして行う必要があります。そんな時に活躍するのがCTです。レントゲンよりも立体的な角度から正確に判断できるCTとは?その特徴をまとめました。

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インプラント治療に欠かせない歯科用CTとは?

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CTは(Computed Tomography)の略称であり、レントゲンでは不可能な体の内部を断面を映し出す画期的な機器です。歯科用のCTはインプラント治療を始め、様々な複雑な歯の治療の際に用いられ、最適な治療法をサポートしてくれます。CTを使用すると表面では診断できない歯や骨の内部の状態がわかるので、患者さんもはっきりと自分の口の中の様子が確認でき、納得した治療ができるのがメリットです。
CT(Computed Tomography)は、X線とコンピューターを使って、検査を行いたい場所を撮影し、輪切りの断層画像として、観察・診断する装置・技術のことをいいます。

平面単位の情報しか得ることができない、歯科用レントゲンとは異なり、歯科用CTは口腔内を3D画像で表示できるので、患者様に分かりやすく説明できる画像診断法の一つです。
歯や骨の状態は一人一人異なるので、患者さんそれぞれに最適な治療法を提供するのにCTは欠かせません。CTはインプラント治療のほか、歯の病気などの発見も容易にできるでしょう。

CTの特徴

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歯の治療をする時にはレントゲンやCTが用いられますが、歯や顎の骨などの内部まで詳しく知る必要がある時にはCTが使用されます。CTによって得られる立体的3D画像により、患者さんの口の中の内部までチェックすることができ、複雑なインプラント治療を可能としているのです。このような高性能な機能によって映し出されるCT画像は、何百枚ものレントゲン写真を組み合わせて生み出されます。また、気になる被ばく量は身体に使用されるCTのものと比べてごくわずかなので、健康には害を与えないCTといった点でも信頼性を高めているでしょう。
歯科用CTでは立体的に歯や周囲の骨の状態を観察出来るので、それ以外の、1枚のレントゲン写真と比べれば単純に情報量も被ばく量も多くなります。

(歯科用CTで作られる立体的なデータというのは、512枚のレントゲン写真から構築されています。 
被ばく量については多いと言っても医科用のCTと違ってかなり低いレベルではあります)
レントゲンよりも正確な情報を教えてくれるCTは、立体的に歯や骨の内部を確認できるのでインプラント治療を快適にサポートしてくれます。

CTがあればレントゲンは必要ない?

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CTとレントゲン写真は役割がそれぞれ異なります。レントゲン写真は一般的に虫歯など表面的に症状が判断できるときに使用されます。また、インプラント治療においてCTが使用されるときにも、レントゲン写真は治療後のメンテナンスとして利用されます。それはインプラント治療をする前に撮影したレントゲン写真と術後のレントゲン写真と比べることで、インプラントの状態を手短にまた低コストでコントロールができるためです。CTは一部の例を除き保険が適用されませんので、定期検診では時間やコストのかからないレントゲン写真を使用する歯科医が多いようです。
お口の中の情報を細かく得ることができる「歯科用CT」さえ撮影しておけば、「パノラマ」や「デンタル」は必要ないのではないでしょうか。
インプラント治療を行った後は、歯科で定期的なメインテナンスを受けておくことが必要です。そうすることで、インプラントが長期的に安定した状態で使い続けられるとされています。歯科で受けるメインテナンスの項目の中には、レントゲン写真での診査があります。インプラント治療前に撮影したものと同じ規格で再びレントゲン撮影を行い、インプラント部位の経時的変化を比較します。その際は、費用負担が大きく、コンピュータ処理する時間がかかってしまう「歯科用CT」ではなく、「パノラマ」や「デンタル」を使用して確認することが多いようです。よって、術前に「歯科用CT」だけでなく、「パノラマ」や「デンタル」などでお口の状態の記録を残しておくことは、術後の診断にも役立つのです。
画期的なCTですがレントゲン写真はまた別の大切な役割をしています。無駄な時間とコストを省くことができるレントゲン写真は、インプラント治療のメンテナンスに便利な手段となるでしょう。

まとめ

インプラント治療においてCTは欠かせない機器となります。しっかりと患者さんの顎の骨格などを知ることで最善の治療が期待できるでしょう。CTはコストの負担がかかりますが、満足のいく結果をもたらすためにも必要な方法となります。レントゲン写真は軽症の歯の治療やインプラント治療後のメンテナンスのコントロールとして大いに役立つでしょう。

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