via pixabay.com
正しい歯磨きはまず歯ブラシから
まずきれいに磨き残しなく、歯磨きをするなら歯ブラシは大変重要なアイテムです。自分にあったものを選ばなければいけません。ヘッドサイズは自分の前歯2本ほどの大きさが理想です。少し小さめで、奥歯まで届く大きさ、ネックは細いものが理想です。固さは「ふつう」で基本的の大丈夫ですが、歯ぐきの状態によって変えたほうがいい時もあります。歯ぐきが健康な方はそのまま「ふつう」でいいですが、歯ぐきが傷んでいたり柔らかかったりする方は「やわらかめ」がおすすめです。
また、歯並びや歯の形状に合わせて複数本、違う種類の歯ブラシを使うことをおすすめします。例えば歯と歯ぐきの間はワンタクト歯ブラシを使う。このワンタクト歯ブラシというのは、通常の歯ブラシと違って毛先が尖ったおり、ヘッドの大きさは1cmに満たないほどです。小さなヘッドと尖がったブラシで細かい汚れを書き出すことができます。その他にもデンタルフロスや歯間ブラシもおすすめです。歯と歯ぐきの間のすきまに入れられるこの2つは、歯ブラシで届かなかった隙間の汚れをきれいにできます。また、特にデンタルフロスは使い捨てのものが主流ですから、衛生面でも優れていると言えるでしょう。
正しい歯の磨き方
それでは準備が整ったら、さっそく磨いていきましょう。注意したいのは「歯と歯の間」、これはよく聞きますよね。次に「歯の上面の溝」です。これは特に奥歯が該当します。最後が「奥歯の側面にあるくぼみ」です。これはあまり知られていないのですが、汚れは歯と歯ぐきの境に近いほほ側のくぼみにも付くのです。奥歯を磨くときは特に2つ目3つ目に注意して磨きましょう。歯ブラシを細かく動かして、歯の側面→歯の上面の溝→歯と歯の間、を磨いて次の歯に向かいましょう。このときの理想は1本ずつ、順番に磨いていくということです。歯の側面を磨くときは45度傾けると上手く磨けます。
プラークと唾液中のカルシウムが結びついて歯石が付きやすいので、ハブラシを立たせブラシの角の部分を使ってみがく。
そして、前歯など平べったい歯は歯ブラシを、横から縦にするといいでしょう。
前歯の裏は、歯の形状に合わせて、角度を変え磨く力や動きも変えると良いでしょう。
前歯の裏は、歯の形状に合わせて、角度を変え磨く力や動きも変えると良いでしょう。
プラークと唾液中のカルシウムが結びついて歯石が付きやすいので、ハブラシを立たせブラシの角の部分を使ってみがく。
自分でうまくできないときは?
via www.pakutaso.com
歯科衛生士さんが在籍している歯医者さんではアナタにあった効率的な歯磨き方法を教えてくれます。人によって歯の大きさや歯並びが違いますので歯の磨き方も違います。
最近は予防歯科という診療科目がある歯医者さんも増えてきました。名前のとおり虫歯や歯周病になる前の予防対策や歯のクリーニングを行ってくれたり自宅でのセルフケア方法を教えていただくことができます。
その他にも小さいお子様の場合は親御さんが、仕上げ磨きをしてあげましょう。このときに親御さんが正しい磨き方を知らないと、お子様も正しい磨き方を知らないまま大きくなって、虫歯や歯周病になってしまうかもしれません。自分の歯のケアだけでなく、お子様の一生使うであろう歯を大切にしましょう。
NGな磨き方に注意
via www.pakutaso.com
実はいくつか注意した方がいいことがあります。まずは歯磨き粉のつけ過ぎです。歯磨き粉は少し磨いただけでもたくさん泡立ち、磨き残しに気付きにくいのです。歯磨き粉をたくさんつけるより、少量で丁寧に磨いた方が効果的です。また、多くの歯磨き粉には研磨剤が含まれているので、つけすぎると知覚過敏になる恐れもあります。
つぎに、固い毛質の歯ブラシを使うことです。歯の表面はエナメル質でできており、強い力でこすると傷つけてしまうことがあります。また、口の中が酸性の状態の食後すぐの歯磨きも、このエナメル質傷つけてしまう恐れがあるので、30~40分ほどあけてか歯磨きをしましょう。
つぎに、固い毛質の歯ブラシを使うことです。歯の表面はエナメル質でできており、強い力でこすると傷つけてしまうことがあります。また、口の中が酸性の状態の食後すぐの歯磨きも、このエナメル質傷つけてしまう恐れがあるので、30~40分ほどあけてか歯磨きをしましょう。
歯を傷つけずきれいな歯を保つには、正しい歯の磨き方を知ることが大切です。自分の歯の磨き方チェックや、わかりにくいところは歯科医院のブラッシング指導を一度受けてみることをおすすめします。