2017年3月6日 更新

小学生の歯に黄ばみが!黄ばみ歯の原因と正しいケア方法

小学生になると永久歯が生えてきて「歯が黄ばんでいる」と心配になるお父さんお母さんも多いのではないでしょうか。そこで、小学生の歯に黄ばみができてしまう原因と、正しいケア方法を紹介していくので参考にしてみてください。

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そもそも歯は真っ白ではない

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「そもそも歯は真っ白ではない」って知っていましたか?歯は少し黄色味を帯びているものなのです。また、乳歯より永久歯の方が、黄色味が強くなっています。
小学生というのは小学1年生~6年生までを指すので、乳歯と永久歯の混在具合も人それぞれで大きく異なりますが、歯の生え変わり完了は12歳が目安となるので、乳歯が残っている場合がほとんどでしょう。永久歯は乳歯よりもそもそも黄色っぽいので心配ない場合も多いのです。
また、永久歯は多少黄色っぽく見えても心配することはありません。歯は、黄色みを帯びた象牙質を、半透明のエナメル質で覆う構造になっています。乳歯は青白いのが特徴です。そのため、永久歯は乳歯と比較すると黄色く見えやすいです。また生えてきて間もない永久歯の表面のエナメル質はまだ未熟なので、中の黄色みが強く出やすいです。なお、象牙質の色には個人差、人種差もあります。
エナメル質と象牙質の割合によって歯の色が決定されるので、個人差が大きく現れます。他の子供と比べて歯が黄ばんでいるというだけで過剰に心配する必要はありません。

小学生の歯が黄ばんでしまう原因

歯の黄ばみ具合には個人差があると言っても「徐々に黄ばんできている」という場合や「異常に黄ばんでいる」という場合にはいくつかの原因が考えられます。

汚れ(ステイン)による着色

歯の表面に汚れ(ステイン)がつくことで歯が黄ばんでしまうことがあります。主に歯磨きで汚れをしっかり落とせていない場合に多く、口臭や虫歯の原因にもなってしまいます。
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<ステインが付きやすい食品>
・カレー・チョコレートなど色の濃い食べ物
・ケチャップ・ソースなどの色の濃い調味料
・お茶

薬の副作用

歯の成長期である7歳頃までに「マイコプラズマ肺炎」などで処方されるテトラサイクリン系の抗生物質を長期間服用した場合は、副作用で歯が黄ばんでしまうことがあります。
子供自身が飲んでいなくても、お母さんが妊娠中に服用した場合は、子どもの歯の根元から三分の一くらいが黄色くなるという副作用がでることがあります。

先天性の病気

乳歯の場合、10%未満ではありますが、この病気がみられます。
異常に歯が黄ばんでいる場合は「エナメル質形成不全」という先天性の病気が疑われます。これは歯の表面のエナメル質が上手く形成されていない状態なので、他の歯と比べても脆くて虫歯になりやすいです。

小学生の歯の黄ばみをケアする正しい方法

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歯の黄ばみはなんと言っても、歯磨きの徹底が一番です。原因は様々あると言ってもほとんどの場合はステインによる着色汚れなので、朝・昼・晩・寝る前と1日4回しっかりと磨くようにしましょう。また、効果のほどは定かではありませんがバナナの皮で歯をホワイトニングするという方法もあります。
ミネラルには、歯の汚れを取り除く効果があると言われていますが、バナナにはマグネシウム・カリウム・マンガンなどのミネラルが豊富に含まれています。また、バナナに含まれるビタミンDには、ミネラル分を歯に浸透するのを助ける効果があります。

歯医者に相談するのもあり!

歯磨きをしっかりしているのに、黄ばみが改善されないという場合は、歯医者に相談するのも良いです。先天性の病気を発見できる場合もありますし、歯医者で歯のクリーニングをしてもらってすぐに綺麗になる場合もあります。
きれいに磨いてもまだ気になるようなら、歯科医院で専門器具を用いて行われる歯の清掃「PMTC(クリーニング)」を受けるのもよいでしょう。普段の歯磨きでは落としきれない頑固な汚れや、バイオフィルム(細菌がつくった膜)、歯石などを取り除くことができます。虫歯や歯肉炎の予防、歯質の強化などの効果もあるので、大人も子供も定期的に受けることをおすすめします。PMTCをしても黄ばみが落ちないなら、それが本来の歯の色となります。

まとめ

昔に比べると子供の歯の状態もより注目されるようになってきました。例えば、中学受験を控えている小学生だと少しでも良い印象を残すために、歯の黄ばみすら何とかしたいと思うことも多いでしょう。しかし、歯はもともと黄色い場合も多いので必要以上に心配せず、歯磨きを徹底しながら必要に応じて歯医者に相談するようにすると良いでしょう。

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