喫煙者は悪影響が多い
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喫煙者の場合は、「インプラント」に与える悪影響が多いです。入っている「タール」による歯の黒ずみなどによる見た目の悪影響や、「ニコチン」によっての歯の炎症がお越しやすくなったりなどの悪影響があります。炎症が起きてしまうと、「インプラント」の結合がとれやすくなったりもします。
治療の期間が長い
通常の歯の治療より、「インプラント」の治療の方が期間が長くなります。期間は、診療している歯科や患者さんの歯の状況により変わりますが、結合するまでに時間がかかってしまうので、基本的には治療期間が長いと考えるのが一般的です。歯科にマメに通える方や、時間のある時に行うのがベストです。最近では、治療期間を短くすることができる治療法もあるので、担当の歯科の先生に問合わせてみてくださいね。
インプラントの機能性の高さは、インプラントが骨と結合することで得られます。
インプラントを埋入してから、歯槽骨と結合するまでに数か月の期間を要してしまうため、インプラントは治療期間が長くなってしまうのです。
マメなメンテナンスを行う必要がある
手術後も、マメに歯科にメンテナンスに行かなければなりません。歯の結合状況や、細菌が入って炎症をおこなしていないかなど「インプラント」を入れてから問題が起きていないかをチェックしてくれます。「インプラント」の種類によっては、問題がある場合すべて入れ替えなければいけないこともあります。また、日頃から歯を磨くのが苦手だったり、歯にしっかり気を配れない方は「インプラント」の維持が難しいです。
インプラントはメンテナンスを怠ってしまうと歯周病で抜けてきてしまうことがあります。
インプラントも歯と同じように歯石が付きます。インプラントは歯よりも防御する力が弱いため、インプラントの周りに細菌が残っていると、歯茎が腫れたり、膿が出たり、揺れてきたりすることがあります。
保険が適用できない
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治療費を3割負担してくれる保険を適用することができません。保険が効かないので治療費用が割高になります。いくら治療費がかかるかは、担当の歯科に問い合わせておくと、スムーズに治療を行うことができます。ただし、治療費が一部返ってくる「医療控除」を受けることができます。
失敗することがある
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手術の治療になるので、希に失敗することがあります。歯を実際に使ってみて使いづらかったり、手術前にしっかり診察や相談をしていなかったりした場合、失敗しやすくなります。現在では、長年使われている治療法なので、成功率もあがっており、しっかり診療をすれば特に問題はありません。
健康状態によっては受けられないことがある
手術の治療になるので、手術を受けることができない健康状態の場合は受けられないことがあります。糖尿病になっていたり、金属アレルギーの方などは、手術が難しいです。健康状態のチェックは、事前にしっかり行っておきましょう。また、歯科の先生に病気を持っている場合はしっかり申告しておかないと失敗の原因となります。歯が弱っていたり、骨に問題があったりする場合も受けられないことがあります。
まとめ
「インプラント」は、メリットもありますがやはりデメリットもあります。手術を検討している方は、どちらもしっかり知ったうえで考えてみてくださいね。また、担当の歯科でも相談は受け付けてくれるので気軽に相談してみるのもおすすめです。