2017年3月6日 更新

見えない矯正とはどんなもの?歯の裏側矯正とは

歯の矯正というと、歯の表側にブラケットをつけるイメージが強いもの。あの見た目に抵抗があって、矯正に踏み切れないと思っている人には、歯の裏側から行う矯正がおすすめです。そこで今回は歯の裏から行う矯正について見ていきましょう。

193 view お気に入り 0
無料の写真: 草地, 肖像画, 大学生, 若い女性, リー, アジア, 顔 - Pixabayの無料画像 - 1425427 (11197)

歯の裏側矯正とはどんなもの?

歯の矯正は歯の外側に矯正具をつけるのが一般的ですが、歯の裏側につけることもできます。効果は表に行うのと変わらず、矯正具が見えないので歯を見せることに抵抗がなくなります。また歯の表より裏のほうがエナメル質が厚く、唾液もよく循環しているので虫歯になりにくいというメリットもあります。
裏側矯正では、矯正装置が外側からは見えませんので、他人に気づかれずに矯正を行うことができます。
特筆したい点は装置が見えないので、キレイな歯並びになったメリットを早く受け取れることです。表側矯正では、歯に矯正装置を付けると、装着部分がうまく歯磨きができずに虫歯になることがあります。
ところが、歯の裏側は歯の表面の一番かたい層であるエナメル質が表側より3倍も厚く、そのため細菌の出す酸に強いのです。

裏側矯正のデメリットや注意点は?

香奈(焦り)|イラストNo.54【歯科素材.com】 (9157)

矯正具を裏側につけるので、舌が矯正具に触れやすく違和感があります。また舌が歯の裏に触れることで発音するサ行、タ行、ラ行などは若干発音がしにくくなるため、意識的な発音練習が必要です。矯正具もオーダーメイドで作る上、表側より作るのに手間がかかるので治療費が表側に比べ高くなるのも裏側矯正のデメリットと言えるでしょう。
1装置が舌に触れるため、違和感を感じ最初の内はあたって痛い場合がある。
2リンガル装置が舌にあたってはじめのうち、発音がしづらくなる。
3歯磨きがしづらい。
歯の内側は表側より歯磨きがしにくいものです。矯正装置を装着すると、普段の歯磨きと違い磨き難さを感じる場合もある。 虫歯にならないために歯科医師、歯科衛生士に正しいの歯磨き仕方を習い、日頃の歯磨きを欠かさず行いましょう。
4表側の矯正より料金が高い。
舌側(裏側)矯正治療では表側の矯正治療に比べて費用がかかります。通常、表側に矯正治療より 1.5 倍の費用が掛かります。

一般的な矯正と比べて費用はどうなるの?

歯のキャラクター表情(考え中)|イラストNo.1734【歯科素材.com】 (9158)

歯の表側で行う矯正に比べ、裏側矯正の費用は1.5倍かかると言われています。これは、歯の裏側は表に比べ複雑であり、この複雑な裏側にぴったり合うようオーダーメイドで矯正具を作るためです。また、歯の裏に取り付けるには高度な技術が必要であり、診察時間が長くなってしまうのも要因の一つです。
裏側矯正(舌側矯正)は表側矯正と比べて、一般的にどこの歯科クリニックでも料金(費用)が高く設定されています。その理由としては大きく2つあります。

装置が高価であるため
診療が煩雑であるため

歯の裏側は、表側と比べると凹凸が大きいため、裏側につける装置(ブラケット)は凹凸に合わせてオーダーメイドで製作されます。このため、表側のブラケットと比べるとかなり高価になっています。

矯正期間はどれくらい必要になるもの?

治療の流れ 治療の計画|イラストNo.1205【歯科素材.com】 (9159)

歯の裏側から行う矯正にかかる時間は、表から行う矯正と変わりません。歯の矯正には1年~3年ほどが必要ですが、出っ歯の矯正は表側から行うものより裏側から行った方が早く矯正できます。前歯が飛び出す要因として、舌の癖で前歯を押してしまうというものがありますが、裏側に矯正具を付けることで舌による圧力が弱まるため、早くに矯正できるのです。
表側の矯正と治療期間は変わりません。歯の動きに違いはありません。
しかし表側であっても裏側であっても治療計画は重要です。綿密に計画を立てないと無駄な治療期間を費やすことになります。当院ではもちろん細心の注意を払っています。
裏側矯正は装置が裏側なので通常の生活に全く問題がありません。また半年位で歯並びがキレイになってくると装置をつけていても笑顔に自信が持てるようになってきます。
裏側矯正では裏側に見えない矯正装置が付いているので、舌がタンスポットの位置から上に動くことを封じることができます。つまり矯正装置自体が舌癖防止装置の役割も果たすことになり、矯正治療中に舌の癖も矯正され、装置を外した後の後戻りのリスクが減ります。

まとめ

舌側矯正1|イラストNo.654【歯科素材.com】 (9156)

裏側矯正は費用は少しかかりますが、効果には変わりがなく、見た目に影響が少ない矯正方法です。歯並びや噛み合わせで矯正した方がいいけれど、見た目が気になるという場合は、裏側からの矯正も検討してみてはいかがでしょうか。

関連する記事 こんな記事も人気です♪

大人になって困らないために!早期から始めたい子供の矯正歯科あれこれ☆

大人になって困らないために!早期から始めたい子供の矯正歯科あれこれ☆

親として、できることなら子供には苦労せずに楽しい人生を過ごしてほしいと思いますよね。人は中身が大切とは言いますが、第一印象を決めるのは見た目の要素が多く占めます。歯並びが悪いと印象が良くないとよく言われますが、子供のころにしっかりと直してしまえば大丈夫!ここでは、子供の矯正しかについて様々な角度からご紹介していきます。
里奈 | 378 view
なぜ?矯正歯科を利用する時に名医を選ばければいけない理由

なぜ?矯正歯科を利用する時に名医を選ばければいけない理由

歯並びが悪くて歯列矯正したいと考えている方、矯正歯科選びはとても大切です。歯列矯正の治療は、名医の高い技術と、長い期間を必要とするものですので、しっかりと先のことまで考えたうえで選ぶ必要があります。そこで今回は、矯正歯科の名医の選び方を紹介します。
ぶーちゃん | 563 view
歯の抜くのは抵抗が…そんな人におすすめの矯正方法とは?

歯の抜くのは抵抗が…そんな人におすすめの矯正方法とは?

歯の矯正を行う=歯を抜くと思っていませんか?歯の矯正はやってみたいけれど、歯を抜くのに抵抗があるという人もいるのではないでしょうか。そもそも歯の矯正は歯を抜かないとできないものなのでしょうか?歯を抜かない歯の矯正についてご紹介しますので参考にしてみてくださいね。
なつき | 496 view
将来の歯並びのために!適正時期から始めたい子供の歯科矯正♪

将来の歯並びのために!適正時期から始めたい子供の歯科矯正♪

最近の子供の顎の発達は未熟で、多くの親が子供に何らかの歯科矯正をしたいと考えている傾向にあります。歯並びの良し悪しは、相手に与える印象を左右します。更に、健康にも大きく関わりを持つことから、軽視することは出来ません。一般的に低年齢から治療を始める歯科矯正ですが、その時期から治療をする事でのメリットと、デメリットについてご紹介します。
チーズman | 437 view
自分の歯に合ったものを選ぼう!ワイヤー矯正の種類

自分の歯に合ったものを選ぼう!ワイヤー矯正の種類

歯の矯正にはいろいろありますが、よく耳にするワイヤー矯正にも種類があるのをご存知でしたか?ワイヤー矯正についてご紹介しますので、歯のワイヤー矯正を考えている方はそれぞれのワイヤー矯正の特徴をよく理解し、ご自分の歯に合ったワイヤー矯正を選んでくださいね。
なつき | 479 view

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

達也 達也